角川ソフィア文庫の哲学書をライトノベルのイラストレーターが描き下ろすという企画が話題になりました。これまで出たラノベ哲学書シリーズをまとめると 「なにいッ!あのお堅いイメージの角川ソフィア文庫がこんなちゃらい表紙の本を出すなんて……!」と衝撃を受けたものですが、まあ文豪名作のカバーを漫画家が描く企画の流れにあるといえばあるのでそんなには突拍子もない企画だったり。 また、角川ソフィア文庫の紹介文によると「古典の名作群、小説というくくりには収まりきれないノンフィクションや学術、趣味、教養エッセイを中心にラインアップ!」とのことなので、コンセプト的には全然オッケーなのでしょう。 というか、調べてみると角川ソフィア文庫、意外とラノベっぽい本を出しているんですね。 まずは昨年刊行された「教えてあげるシリーズ」。 おしあげシリーズは今まで三冊出ています。タイトルの通り、歴史上の偉人の人生や人物像を解説