横浜の歌というと、みなさんはどんな曲を思い浮かべられるでしょうか。 石田あゆみの「ブルーライトヨコハマ」でしょうか。 それとも五木ひろしの「よこはまたそがれ」でしょうか。 「よこはまたそがれ」は、昭和46(1971)年の曲で、第13回日本レコード大賞歌唱賞を受賞しました。 どちらも横浜を代表するご当地ソングとして有名です。 そういえば横浜の歌としては、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」なんてのもありましたね。 けれど、世界的に有名なのは、実は「横浜市歌」です。 「横浜市歌」というのは、明治42(1909)年に、横浜開港50周年を記念して作られた歌で、作詞がなんと森鴎外。 作曲は「村祭り」や「村の鍛冶屋」を作曲した南能衛(みなみよしえ)です。 曲の発表から、すでに100年以上を経過し、いまなお愛唱されている市歌というは、パリの「シャンゼリゼ」と並んで、世界で