感染症専門の人たちにとっては、うつりやすい感染症であるインフルエンザ流行!という中で、定点医療機関以外の検体までひろいしゃかりきに検査をして「190」というのはとても少ないように感じます。 (この時点でだいたい流行の規模はこれくらい、ということが疫学の専門家には予想できますので) 新型インフルの報告がない地域で市民へ備蓄マスクの発送をする「???」な県もあるようですが(そもそも一般人にマスクじたいがエビデンスがないですが)、判断力・決断力のある自治体では現実路線へのシフトがはじまりました。 これで報告が増えても学校の再開もできるかもしれませんし、 修学旅行の延期や変更もだいぶおちついていくのではないかと思います。 判断や決定には感染症のエキスパートの存在があるはずです。皆さんの地域にはリーダーに助言できる専門家はいますか? いない地域は神戸や大阪が経験をもって私たちに教えてくれた混乱とその
新型インフルエンザに関して、個人的に見ているページのリスト。 全ては公開情報で、基本的に、医療従事者だけが知りうる秘密の情報だとか、 我々だけに伝えられる、特殊な情報ルートとか、世の中にはたぶん存在しないはず。 海外のサイト CDC の翻訳版 CDC の新型インフルエンザに関するページ。Google 翻訳版。ある程度速報性があって、間違いなく公式の情報。 紋切り型の文章が多いからなのか、Google 先生の翻訳が案外読みやすくて便利。 2009 swine flu outbreak - Wikipedia, the free encyclopedia Wikipedia の新型インフルエンザに関するページ。世界の感染者数だとか、ニュースについて素早く更新される。 自動翻訳は、あんまり役に立たないので、英語のまま、数字を拾ったほうがいいと思う。 日本語のサイト こういうのはいくつかまとめて追
【新型インフル】なぜメキシコに集中、発生の経緯にも関心 (1/2ページ) 2009.4.28 19:25 【ニューヨーク=松尾理也】新型インフルエンザと認定されたメキシコでの豚インフルエンザの感染は27日、死者数が149人に達し、被害拡大に歯止めがかからない状況となっている。なぜ、メキシコだけで死者が相次ぐのか、他国で死者が出ていないのは単なる幸運なのか。専門家も首をひねっている。一方、南部ベラクルス州で今月初め、最初の感染者が出ていたことが判明するなど、謎だった発生の経緯が次第に明らかになってきた。 メキシコのコルドバ保健相は27日の会見で、死者が149人と、前日の103人から急増したことを明らかにした。こうした状況を受け、全土の学校が5月6日まで休校となる。首都メキシコ市では、全市の商業活動の禁止や公共交通機関の停止なども検討されており、メキシコ社会は前例のない混乱に陥りつつある。
岩田先生はその資質・ご活躍からお若くして神戸大学の教授になられ、現在は若手医師や学生さんを育てていらっしゃいます。 その岩田先生には多彩な過去(?)があり、2001年の炭疽菌騒ぎやナインイレブンのときはニューヨークにいて、2004年には北京のクリニックで働いているときにSARSを経験されました。 その岩田先生が研修医向けに解説をされた文書が公開されました。 転載や利用は自由とのことです。職員向けの資料になるとおもいます。 感染症診療の基本を大切にしましょう~ですね。全体の感染症コンシャス度をあげるチャンスだともいえます。早めにできることをやっておきましょう。 ※読みやすいように編集部で改行スペースを入れていますが文章はそのままです。 ---------------------(引用ここから)----------------------- Source:IDATEN Mailing List
押谷仁氏=司会(東北大学大学院医学系研究科 微生物学分野教授) 川名明彦氏(防衛医科大学校 内科学講座2感染症教授) 谷口清州氏(国立感染症研究所 感染症情報センター第一室長) 虫明英樹氏(NHK報道局科学文化部記者) 新型インフルエンザに対する関心が急速に高まるなか,世界中で新型インフルエンザによるパンデミック(世界的大流行)への準備が進められている。未知なる脅威だけに不確定要素が多く,専門家の間でさえも見解が分かれる事項もある。ただ,「パンデミックは近い将来に必ず起こる」ということだけは確かだ。パンデミックの被害を最小限にするためにどのような戦略が必要か。正確な情報をもとにした地域ごとの十分な議論と対策が求められている。 パンデミックを引き起こすのはH5N1か 押谷 2004年,ベトナムのハノイで,H5N1亜型高病原性鳥インフルエンザのヒトへの直接感染が確認されてから,既に5年が経過し
(関連目次)→新型インフルエンザについても集めてみましたo(^-^)o ぽち→ (投稿:by 僻地の産科医) 日本医事新報 2008年10月25日号からo(^-^)o! 新型インフルエンザについてです。 日本に上陸する場合はフェーズ6。。。。(>_<)! そうかも。というか、きっとそう! 最近やっと、対策が話し合われてきていますが、まだまだ 足りない状態のような気がします。 我が家ではマスクの備蓄一応始めましたが。。。 新型インフルエンザの誤解と対策の問題点 神奈川県警友会けいゆう病院小児科部長 菅谷憲夫 (日本医事新報 N0.4409(2008年10月25日)p73-77) 【要 旨】 新型インフルエンザは近い将来必ず出現し、全国民100%が罹患・発病する。したがって、新型インフルエンザ対策では、爆発的に発生するインフルエンザ患者の診療体制の確立が最優先の課題となる。日本の新型インフルエ
ブタインフルエンザ(swine flu)はA型インフルエンザウイルスによってひきおこされる豚の呼吸器の疾患で、豚でアウトブレイクを定期的に起こしています。通常ヒトにはブタインフルエンザを発症しませんが、人への感染は起きる可能性があります。ブタインフルエンザウイルスがヒトからヒトに広がっていったことが報告されていますが、過去には、この広がりは限定的であり、3人のヒトを超えて持続的に広がったことはありません。 2009年3月下旬と4月上旬にブタインフルエンザA(H1N1)ウイルスに感染したヒトの症例が当初カリフォルニア州南部とテキサス州サンアントニオ近郊から報告されました。その他のアメリカの州、そして外国もヒトのブタインフルエンザ感染症例を報告しています。アメリカでのブタインフルエンザ感染確定症例数の更新は、http://www.cdc.gov/swineflu/investigation.h
当ページは鳥インフルエンザ(H5N1)の、人に対する世界的流行危機に備えて、世界の英語ニュースサイトからの情報集です。得られた納得できる情報は周辺にも伝えていただき、今後起きる可能性が大きい国内での人における「新型インフルエンザ」対策に役立たせていただけたら、管理人の目的が達成されます・4月10日: 宇都宮の警察学校でインフルエンザの集団発生があった。時期的にB型が推定されるが、A型であったなら、即、株の同定が必要だ。それが新型インフルエンザ対策の初動態勢だ。新型インフルエンザはSARS型の拡大をする保証はない。毒性の弱い新型ウイルスが世界に広がる過程で毒性を強めてくることも多い。詳細は徒然日記で。報道機関は正しい情報を伝えて欲しい。 ・4月9日: WHOはエジプトで無症状感染者が出ている可能性を懸念し、エジプト政府と調査する予定となった。今年度は幼児での発病者がほとんどで、症状も軽症化し
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