2012年2月6日のブックマーク (1件)

  • 円高という黒船が「内向き」日本を変える

    今週のコラムニスト:レジス・アルノー 〔2月1日号掲載〕 日経済の奇跡を思うとき、私はいつも牛乳の入ったグラスに落っこちたネズミの話を思い出す。ネズミは溺れまいと無我夢中で泳ぐ。するとそのうち牛乳はバターになる。ネズミは助かり、バターを売って大金持ちになる。 日はそのネズミだ。日の驚異的な成功は、逆境への適応の歴史だ。日は天然資源に乏しく大した広さもないし、主要ルートから外れた辺ぴな地にある。要するに豊かになるはずがないのだ。にもかかわらず日は外圧によって強く豊かになった。黒船の来航を受けてアジアで最も豊かな国になり、第二次大戦に負けた後には世界第2位の富裕国になった。 平和になった今、日は円高という新たな黒船に直面している。財務省は毎日、日の窮状を円高のせいにする。日は輸出国だから、円高は日の競争力を低下させる。ライバルの韓国中国の通貨が安いだけになおさらだ、と。 円

    円高という黒船が「内向き」日本を変える
    kinbricksnow
    kinbricksnow 2012/02/06
    輸入品は安くなり、日本人は外国製品を入手しやすくなるだろう。学生は外国に留学しやすくなる。企業は外国企業や資産を割安で買収できる。日本が再び世界に進出するチャンスだ。