ウイグル族学者に人権賞=中国で無期懲役判決 【ジュネーブAFP=時事】国際的な人権賞「マーティン・エナルズ賞」が11日、中国で国家分裂罪に問われて無期懲役判決を受け、獄中にいる著名なウイグル族学者、イリハム・トフティ氏に贈られることが決まった。 同賞は、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルなどが選ぶもので、「(イリハム氏は)ウイグル族と漢族の間の対話と理解を促進した」と評価された。(2016/10/12-01:13) 【国際記事一覧へ】 【アクセスランキング】
建設現場や工場などで働く外国人技能実習生が増え続ける中、1人のフィリピン人男性の死が長時間労働による過労死と認定された。厚生労働省によると、統計を始めた2011年度以降、昨年度まで認定はなく異例のことだ。技能実習生の労働災害は年々増加。国会では待遇を改善するための法案が審議されている。 ジョーイ・トクナンさんは、ルソン島北部の山岳地帯で生活する少数民族の出身。妻レミーさん(28)と、娘グワイネットちゃん(5)ら家族を養うために11年に来日した。岐阜県の鋳造会社で、鉄を切断したり、金属を流し込む型に薬品を塗ったりする作業を担当していた。14年4月、従業員寮で心疾患のため、27歳で亡くなった。帰国まで残り3カ月のことだった。 最低賃金はもらっていたが、稼いだほとんどを毎月、フィリピンに送金。離れて暮らす娘とテレビ電話で話すことを楽しみにしていた。「リサイクルショップに娘のお土産を買いにいくんだ
米ニューヨークのジーグフェルド・シアターで行われた映画『マイ・インターン』のプレミア上映会に出席した米歌手マライア・キャリーと豪富豪ジェームズ・パッカー氏(2015年9月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Dimitrios Kambouris 【10月15日 AFP】オーストラリアの富豪ジェームズ・パッカー(James Packer)氏の総合型リゾート運営企業「クラウン・リゾーツ(Crown Resorts)」の従業員18人程度が中国で拘束されたとみられている。 同社は、従業員らは事情聴取を受けているとしている。15日の豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー(Australian Financial Review)によると少なくとも18人の従業員が拘束され、うち3人は中国国内の販売・マーケティング部門に所属するオーストラリア人だという。また、拘束された
タイ国王の死去にともなう「娯楽自粛」の呼びかけで、主要産業の観光に影響が出始めている。人気の王宮は見学を制限し、夜の街は閉店が目立つ。格闘技や音楽イベントのほか、伝統行事の中止も相次ぐ。旅行業者は「自粛ムード」の広がりを注視している。 国王死去の直後、プラユット暫定首相はテレビ演説で国民に娯楽や祝い事を控えるよう要請した。バンコクの百貨店や大通りの電光掲示板には「天国へお見送りします」と追悼する言葉が繰り返し流れ、ホテルや病院などは外壁に黒い幕を垂らす。 タイには海外から昨年約3千万人が訪れ、観光は国内総生産(GDP)の約1割を占めるが、王宮やエメラルド寺院(ワットプラケオ)はひとまず20日までの休館を発表。日本語ガイドの女性(44)は「名所が見学しにくくなり、旅行者が減り始めた」と話す。 2年前の軍事クーデターの夜も明かりを消さなかった市中心部の歓楽街。13日夜から風俗関連の店舗に
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