香港中心部の政府合同庁舎前で26日深夜から27日未明にかけ、行政長官選制度改革をめぐる中国の決定に抗議するため学生や高校生ら約5000人が車道などを占拠して抗議を続けたが、一部で警官隊と小競り合いが起きて27日午後までに双方合わせて29人が負傷、13人が逮捕された。逮捕者の中には、中国公安当局が国家安全青書の中で「過激な危険分子」として名指しで警戒を強めている高校生の民主化運動リーダー、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)さん(17)も含まれ、学生らは警官に対し「撤退しろ」「恥を知れ」などとシュプレヒコールを繰り返した。 選挙排除に抗議 香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)などによると、抗議活動を行っていた学生らのうち、約200人が立ち入り禁止だった庁舎前広場の中まで柵を乗り越えて侵入、武装した多数の警官隊に取り囲まれた。学生らは両手を挙げて無抵抗を示しながら警官隊の前に立ちふさ
尖閣諸島(沖縄県石垣市)北方海域における中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射が、中国共産党中央の指示によるものだったことが23日、分かった。複数の日中関係筋が明らかにした。党中央から威嚇手段の検討を指示された中央軍事委員会が、レーダー照射に加え、「火砲指向」も提示。党中央はいずれも実施を許可していた。海自側は、レーダーに続き火砲も向けられれば中国側の攻撃意図を認定せざるを得ず、一触即発の事態となる恐れもあった。 関係筋によると、党中央が軍事委に対し、海自への威嚇について検討するよう指示したのは1月14日。 これに先立つ1月5日、安倍晋三首相が尖閣諸島周辺での領域警備で対抗措置を強化するよう指示。具体的には、領空侵犯機が無線警告に従わない場合、空自戦闘機が曳光(えいこう)弾で警告射撃を行い、海軍艦艇が領海付近に進出してくれば、それまで28キロの距離を置いていた海自艦艇が3キロま
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