ブックマーク / shirayuki.blog.fc2.com (16)

  • 白雪姫と七人の小坊主達 ヒッピー文化の頂点で生み出されたドクター・ストレンジ

    6日は六木ヒルズ内で行われているマーベル展とインドの現代美術家N.S. ハルシャ展をみにいく。 どちらも非常に評判のよい展示で、前者マーベル展についてはコンビニでチケットをうけとる債にレジのお兄さんが「素晴らしかったです」とイチオシしてくれ、後者ハルシャ展については、かつてのゼミ生がFBで絶賛していたことが実証している。検索してみると数々の個人ブログにもハルシャ展の感動がつづられている。 しかも、22時までやっているので、夕方からでかけて閉館時間までねばれば大して混まない中で展示を見ることができる。 というわけで麻布十番でおりて、うどんの黒沢(黒澤明監督の家族経営らしい)でうどんをべ、六木ヒルズに向かう。実は。これまで興味なかったんで六木ヒルズにいくのははじめて。 マーベル展は52階の展望室で行われているので、ヒルズにすむ億万長者と同じ景色をみながら、ヒーローを演じた俳優たちが映画

  • 白雪姫と七人の小坊主達 『ダライ・ラマと転生』(扶桑社新書)発売開始!

    九月二日に、扶桑社新書より拙著『ダライ・ラマと転生』がでます。 チベットの僧院社会の構造、転生相続などを、チベット密教の大山ギュメ大僧院の施主、平岡家を取材することをつうじて、内部から描きだしたものです。 2014年にガワン先生(1937-2009 元ギュメ密教大学管長)の生まれ変わりが前世の弟子である平岡宏一先生(清風学園校長)とガンデン大僧院(インドカルナタカ州)で再会した際には、筆者も同行しており、転生相続のディープな側面を見聞きできました。 今まで、歴史を「研究」してきましたが、はじめて歴史の書き手になったという意味でも貴重な体験でした。お時間のある折に拙著をお手にとって読み流して戴ければと思います。 以下に簡単な内容紹介サイトをつくりました。目次や写真をカラーでみられます。 以下に書のプロローグをチラっとお見せします。 ■プロローグ  チベット世界との出会い 筆者がダライ・ラ

  • 白雪姫と七人の小坊主達 ダライ・ラマを中傷し続けてきたアノ集団が解散

    四日間にわたる大阪講演をおえてダライ・ラマは土曜日に離日した。今回は大阪に行くことができなかったので、可能な限りライブ中継を見ていたが、その便利さに感動した。ノートもとれるし、愛鳥や愛にダライ・ラマ法王をおみせすることもできる。何かすごいよかった。ちなみに、すべての講演の録画が以下のYoutubeで公開されている。しかも、日語同時通訳つき。 http://dalailamajapanese.com/webcasts/post/350- いにしえは、施主が高僧にお布施をはらって説法会を組織し、多くの人が高僧の教えにふれられるようにして、功徳を積んだものであるが、今や仏の教えは何カ国語にも訳されて電脳空間で聞くこともできて、電脳空間が封鎖されている中国人以外はどこでもその教えに触れられる。あとは聞く気になる心構えだけ。 さて、朗報です。ダライ・ラマ法王の行く先々でアンチ・ダライ・ラマ・デモ

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2016/05/18
    “ダライ・ラマ法王の行く先々でアンチ・ダライ・ラマ・デモを行っていた某団体が、背後に中国共産党がいることをロイター通信に暴かれた後、解散を表明”
  • 白雪姫と七人の小坊主達 チベットの古典と現代小説の翻訳、続々刊行!

    星泉先生 (東京外国語大学)と先生が主催する購読会から、古典『チベット仏教王伝』、チベット語現代小説『雪を待つ』、『ハバ犬を育てる話』の翻訳が立て続けに出版されたので、ご紹介(但し『チベット仏教王伝』は表紙にのる名前は監訳の今枝先生)。 古典の方は歴史書なので比較的正確なコメントができるかと思うが、現代小説については専門外なので、単純に読んで見た「個人の感想」になります。 そこのところよろしく! ●ソナム・ゲルツェン著『チベット仏教王伝』(岩波文庫) 古事記・日書紀に描かれる神話的な国の始まりと神々の子孫、すなわち天皇家のイメージが、日史に歴史的な影響力を及ぼし続けてきたように、11世紀以後に成立したチベットの歴史書においても、チベットの国をひらいた観音菩薩のイメージはチベット史に大きな影響を与え続けてきた。具体的に言えば、チベット史に輩出した聖者や聖王は観音菩薩の化身とされ、現在チベ

  • 白雪姫と七人の小坊主達 スパーリンク氏中国に入国を拒否さる

    ※ この投稿は編集しました。最初の投稿では東京大学の院生だった時に逮捕されたトフティ・テュニアスとイリハム・トフティさんを同一人物としていましたが別人です。 アメリカの著名なチベット学者、インディアナ大学のエリオット・スパーリンク氏が北京空港で入国を拒否された。以下の写真の右側が彼である。彼は歴史学者なので自分が二十代の頃から彼を知っているが、その頃からこんなかんじのカッパ風x貌であった。 その頃も今も彼は精力的にフリー・チベット運動をやっている。2008年の北京オリンピックを控えた三月、チベット人が蜂起した。中国がオリンピック開催と引き替えに行うはずだったダライラマとの対話は骨抜きになり、弾圧は改善するどころか悪化したことにチベット人がきれたのである。中国政府はチベット人を武力で押さえ込んだため、世界中から中国に非難が集中した(日のマスコミはオリンピックを前にしていたため北京に気を遣っ

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2014/07/13
    “人類学や言語学や登山家などフィールド系の方はチベット問題についてはっきり意見を言わない。もしチベット人居住域に入れなくなると、研究や商売が頓挫してしまうから”
  • 白雪姫と七人の小坊主達 女性誌とダライラマ法王

    ダライラマ法王は西暦の新年を南インドのセラ大僧院で迎えられた。 中原氏のブログより法王の新年のお言葉を引用。 「新年が幸せな年となるか、苦しみの年になるかは自分たちにかかっている。新年の決意としてこう考えるといいだろう。2014年の元日に、今年一年、自分は最上の心と共に、愛情と慈悲のある人になろう、と。まず最初に自分自身の心を平安にすることに努め、その次に他の人々の心を平安にすることに努めるなら、今年はその人にとって良い年になるであろう」(引用元) 占いやおみくじの吉凶をみて、幸せや不幸がくると一喜一憂する新年のダメな私どもに、「自分の心を強くすれば、運勢とか環境とかに関係なく心の平安が得られる」との教えを説かれているのである。あははは。 この新年、私の気づいた限りでは、『婦人公論』と『an an』の新年特集にダライラマ法王の言葉が掲載された。『an an』 は私が若い頃はファッション雑誌

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2014/01/14
    【美坊主図鑑】“一昨年の暮れの『an an』にやはり法王の言葉が紹介された。紹介しようかな~と一瞬思ったのものの、別のセクションで「美坊主図鑑」とかがあったため自粛”
  • 白雪姫と七人の小坊主達 もっと知りたいチベット

    護国寺のチベフェスが近づき、渋谷・東京などの各駅にチベフェスのポスターが貼られ始めた。主催者の方は準備その他で今一番大変な時期と思う。 このギリギリ切羽詰まった時期に、突然SFTがお寺に隣接する会館でチベット・イベントをやることを決めた。 その泥縄というか修羅場な話は私にとってはこんなカンジで始まった。 Uさん「チベフェスに連動して、護国寺に隣接する天風会館でチベットをよりよく知ってもらうためのイベント"もっと知りたいチベット"をやることになりました。先生、私が見てみたいので、Aさんと女傑対談とかいかがですか」 しかし、何日かたって。 Uさん「先生、Aさんはその時期日にいないそうで、Bさんと美女対談ってのはどうですか? あと、この際なんでTibet in Song ("歌に溶けていくチベット")の上映会も次の日やります。お金ないけど監督もインドから招聘します」 で、またまた、何日かして

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2013/04/24
    1951年に中国人がやってきた。彼らは、チベット語の歌を禁止し、革命歌を歌うように強制した。毛沢東は「プロパガンダ歌手は千人の兵隊にも勝る」といったそうな。
  • 白雪姫と七人の小坊主達 オンラインで手にできるチベット情報

    新学期も始まり、ひょっとしてチベット学に興味をもつ奇特な人が現れないとも限らないので、オンラインで手に入るチベット学関連データベースについて一部なりとも紹介したいと思う(全体像はムリ)。 いきなり専門的な話をするとひかれるので、専門家でなくても軽く楽しめるサイトから。1959年前のダライラマが君臨していた時代のチベットの古写真はピット・リバー博物館と大英博物館プレゼンツチベット・アルバム (Tibet album→ここクリック)で楽しめる。撮影者(photographer)や、撮影場所(place)、撮影時代 (dates)などから写真をソートすることもできる。 さらに現代チベットの映像資料や音声資料を手に入れたい人は、アメリカのヴァージニア大学の提供するチベト・ヒマラヤ・ライブラリー(Tibetan Himalayan Library=THL→ここクリック)がおすすめ。 表紙のページにい

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2013/04/18
    ひょっとしてチベット学に興味をもつ奇特な人が現れないとも限らないので、オンラインで手に入るチベット学関連データベースについて一部なりとも紹介したいと思う
  • 白雪姫と七人の小坊主達 チベット・フェスティバル・東京 2013

    ご報告です。早稲田大学で4/13日より行う、社会人向け講座「チベットの歴史文化」は30名定員のところ、あと七名空きがあります。チベット・モンゴルの歴史文化をこってりききたい方、私のこい授業を聞きたい方、どうぞ。詳細はこちらから 話変わって、ゴールデン・ウィークにチベットのお坊さんが大挙して護国寺にいらっしゃいます(主宰者のHPはこちら)。チベットの踊り、マンダラ、衣住などさまざまな方面からチベットを楽しめます。エントリーはチベフェスの主宰者の発表をはっております。 ●TIBET FESTIVAL TOKYO 2013 チベットフェスティバル トウキョウ ヒマラヤの華、チベット芸術。慈悲の国、チベットの心に染まる6日間。 日時:2013年5月1日(水)〜5月6日(月) 主催:ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス・ジャパン) 場所:大山 護国寺 (有楽町線「護国寺」駅1番

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2013/04/04
    【砂曼荼羅見たい】25名のチベット僧侶が命あるものの幸せと平和を願い、仏画(タンカ)絵師、仏師を伴って来日。砂曼荼羅を描き、仮面舞踏を行います
  • 白雪姫と七人の小坊主達 バレンタインとチベット・イベント

    バレンタインの日、新宿のチベット・イベント(Independence 100)で講演した。バレンタインは、日では女性から男性にチョコを贈って愛を告白する日となっているが、来は友情を確かめ合う日。そういった意味ではバレンタインの日にチベット・イベントを行ったのは正解である。全国から集まってきた人たちが友情を確認していた。 私の場合、まず、朝、TCPのIさんからチベット暦新年のおめでとうカードを頂戴した。孤児院の子供たちの手書きの絵と、Iさんの私を気遣ってくれるきれいな手書きの文章に非常に感動する(自分Iさんに比べたら何もやってませんて)。また、今回のイベントに学生がボランティアにきてくれたことも嬉しかった。このイベントのために博多からかけつけて下さった司会のOさんからも「博多通りもん」を頂く。若手研究者たちとOさんの德を讃えながら頂きます。 またはじめての方ともお会いし(何と淡路島石濱一

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2013/02/16
    野口健「「ラサは楽しかった」というと、父は「お前中国に騙されたな。中国はチベット人に便利な生活を与えて、チベット人の中から独立なんて声があがらないようにしているんだ」と言われたんです。」
  • 白雪姫と七人の小坊主達 「事実」の重みを知れ

    九月から主任になったら雑務に脳内が占拠されるようになり、かつ学会の季節なので土日もなにげに予定がはいるし、研究以前にブログをかく心の余裕がなくなってしまった。震災の時だってこんなにエントリーの間があくことはなかったので、雑用というものは震災よりも破壊力があることが分かった。雑務をやる人が研究できなくなっていく理由が体でわかった。 とくに人間関係が面倒臭い。文系の研究は一人でやるので心底マイウエイが身についているのに、会議では複数の人間の合意を形成しなければならない。しかしグチるのはやめよう。わたしに時間をとらしている懸案についてはいつか必ず落とし前をつけてやるとして、ここは平常心でブログを書く。 さて、きょうは「アノ雑誌」について書評を書きたいと思う(以下雑誌の名前を特定しないのは、彼らの売り上げを邪魔しないためではなく、ハリーポッターにおけるヴォルデモートのようなものだから)。 一月ほど

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2012/10/25
    話題になったのがバックパッカーの質の低下。猿岩石、ラブワゴンを経て、旅は外こもりとなった。異文化は日本人の恋愛、休暇を演出するただの背景にすぎない
  • 白雪姫と七人の小坊主達 死者の数(上)

    前回の若手チベット学者会議で、Erhar, Franz Xzverという人類学者が、「アムドの歴史を記憶にとどめる」という題名で、大躍進や文革の時期の、アムド(東北チベット)における被害を明らかにした証言集や伝記などが近年あいついで出版されていることなどを発表した。発表のあと若手の人類学者が集まって、その伝記の著者であるナクツァン・ヌブロの話でもりあがっていた。 折しも、インディアナ大学でチベットと中国の関係史を教えているエリオット・スパーリンクが、このナクツァンの伝記も含めた記事をRangzen Allianceにあげた。文章は、今年の五月、アムドのナンチェンの工事現場から、人骨がごろごろでてきた事件をもとに、中国の占領によってひきおこされたチベット人の死者(飢餓と戦闘・処刑)数について論じるものである。 全文を翻訳しようと思ったが、長い。そこで前後編にわけました。原文はここ。時間がなく

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2012/09/21
    中国政府によるチベット人虐殺を神話下された120万人という数字ではなく、より実証的にアプローチするべきという論文。集団埋葬地の発見、大量死による性比不均衡などがあげられる (下)はこちら http://goo.gl/kpkQo
  • 白雪姫と七人の小坊主達 王丹の孤独

    木曜日、王丹(天安門事件の学生リーダー、アメリカ亡命、台湾在住)が初来日するということで中野にいく。駅を降りたら高齢の女性が「反原発官邸前デモ」のビラ配りをしていた。ちなみに、この日の王丹公演のチラシ、中央線沿線の映画館や屋など随所におかれていた。我が家のある城南地域ではそのような現象は観測されていないので、反体制文化圏・中央線特有の現象であろう(笑)。500名定員の会場は、若干リベラル臭のする様々な年齢層の聴衆で一杯。フリチベさんたちも幾人かお見えであった。 まず、ダイジェスト版『亡命』(監督 翰光 2008)の上映。監督は別名班忠義といい、この別名で前年に中国人従軍慰安婦の映画をとっている(http://www.pauline.or.jp/cinemas/cinemas200703-3.php/)。なぜ名前を変えているのかは分からない。「日にきて二〇年」というが、日語がたどたどし

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2012/07/08
    王丹の話を聞いてこのことを思い出した。天安門事件の時、チベット人たちがこの運動に無関心であった理由がやっと分かった。「フリー・チャイナからフリー・チベット」が実現するとは限らないということ
  • 白雪姫と七人の小坊主達 ロビバによる「焼身抗議」解説

    3月21日のBS1ワールドWaveトゥナイトでチベットの焼身抗議がとりあげられた。 NHKはまずぼかしの入ったチベット人の焼身映像を流し、さらに現地に入った記者がぼかしの入ったお坊さんからインタビューをとり、亡命政府のセンゲ首相と温家宝の主張をそれぞれ併記し、今月に入ってさらに焼身者が増えていることを時系列の表で示し、〔少数民族とはいっても中国と比べるから少数なのであって〕チベット人は300万人おり、モンゴル共和国よりも人口が多いといい、先だっての3月10日の先進諸国でのデモの映像を流した。 「シルクロード」「大黄河」など、中国を舞台にしたドキュメンタリーでならしてきたNHKには、中国との間にぶっとい絆があることはよく知られている。そのため従来NHK中国での取材を円滑に進めたいがため、チベット報道も中国政府が許す範囲内で行い、その結果、NHKのチベット報道と言えば、観光か、環境か、近代化

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2012/03/24
    チベットの伝統では、焼身抗議は明らかに、地方政府がいうような「絶望した個人による自殺」ではなく、「他者を利するための自己犠牲」とみなされます
  • 白雪姫と七人の小坊主達 2月8日焼身自殺者の法要(実録)

    チベット難民社会の首相センゲ氏が、焼身自殺でなくなったチベット人のために、「白い水曜日」(チベットでは水曜は祈りの日)に世界中で法要を行うことを呼びかけた(首相の声明文はここクリック)。それに答えて日では急遽護国寺様(桂昌殿)で法要が行われることとなった。以下はその『実録』である。 桂昌殿入り口には、広末涼子さんのダンナ様キャンドルJun氏によるキャンドルが並ぶ。建物にはいるとカメラマン野田雅也氏のチベット潜入写真が並べられている。受付・会場係はボランティアのみなさま。 挨拶して殿内に入ると、中央の祭壇にはダライラマ法王が護国寺様に奉献した釈迦牟尼像(2008年のGWにダライラマ法王から護国寺さまに寄贈されたもの。前年護国寺様が龍樹の仏画をさしあげた返礼。)と、華道家の方がいけた豪華な花が供えられ、焼身自殺した僧侶・尼僧たちの写真が並んでいる。椅子の上にはチベット語にカタカナルビるふられ

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2012/02/12
    チベット難民社会の首相センゲ氏が、焼身自殺でなくなったチベット人のために、「白い水曜日」(チベットでは水曜は祈りの日)に世界中で法要を行うことを呼びかけた
  • 白雪姫と七人の小坊主達 漢文史料の取説

    昨日・今日と、謎の着信があると思ったら海外にいる院生からの電話であった。 彼は夏休みを利用してインドの某僧院に灌頂を受けにいったが、現地についたらその灌頂は一ヶ月先に行われることが判明し(チベット暦の新暦への換算を間違えた)、どうするのかと思ったら、今は僧院のゲストハウスに泊まっているそうで。 「狭いコミニュティなのでボクは人気ものです(注: 自称)。僧院長もそこいらのカフェでお茶してるんですよ~。僧院生活があまりに快適なので、昨日、町におりたらとても疲れました。ところで、かくかくしかじかのがあるんですけど、先生いりますか?」という。 灌頂を授かることによって、その尊について調べるスピリチュアルな許可を得て、その宗派の坊さんから聞き取り調査を行う、坊さんも伝統的なアプローチ法をとる彼に好意を持ち、宗派の伝統を詳しく教えてあげる、みたいな構図を描いていたのに、何やってんだか。 次の日にき

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2011/09/10
    漢文史料に記されたチベット的な事象は当然のことながら現実の一部・一側面でしかなく、現実をそのままうつすものではない。
  • 1