照りつける中での街頭演説 東京都心で観測史上最も早く猛暑日を記録した6月25日、JR吉祥寺駅前で岸田文雄首相の演説を聞いた。ジリジリと照り付ける日差しを避けるべく駅構内に入り、スマホで現在地の気温を確認すると、36度を超えていた。それでも演説を聞くために人が集まったのは、往年のアイドルの生稲晃子氏が立候補しているからだろうか。しかしそうした人たちの数は、これまでの参議院選と比べると少ないように思われる。 2019年の参議院選の投票率は48.8%で、44.52%だった1995年の参議院選に次いで過去2番目に低かった。だが今回の参議院選は、それさえも下回ることになるかもしれない。 理由のひとつは野党の政党支持率の低迷だ。NHKが6月17日から19日まで行った世論調査によれば、自民党の政党支持率38.4%に対して野党第一党である立憲民主党は5.1%で、日本維新の会3.7%、国民民主党0.8%、共
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