【11月10日 AFP】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)で9日、イスラエル軍の急襲によりパレスチナ人18人が殺害された。同自治区の保健当局が発表した。死者の多くは北部ジェニン(Jenin)で撃たれたという。 AFP記者らはジェニンから立ち上る黒煙を目撃し、複数の爆発音と銃声を聞いた。 保健当局は、ジェニンではパレスチナ人14人が殺害されたと発表した。国連(UN)の記録によると、イスラエル軍の1回の急襲による死者としては2005年以降で最多だった。 一方イスラエル軍は、兵士と治安部隊が無人機攻撃や銃撃戦で「テロリスト複数人」を殺害したと発表した。 兵器を鹵獲(ろかく)し、「すぐに使える状態の爆発物が置かれたトンネルの縦穴」を破壊したという。 パレスチナ赤新月社(Palestinian Red Crescent)は今回の急襲で「救急車が狙われ」、同社の救急隊員1人が背中を撃