架空のブラック企業に入社し、違法な働き方を体験する中で労働法を学ぶ学習会が、岐阜市橋本町のハートフルスクエアーGで開かれた。 県労働組合総連合が主催。労働者の権利を正しく理解し、それぞれの職場環境を整えてもらおうと企画。参加者は「まごころ商事」という架空の会社に入社し、さまざまな状況を寸劇で体験しながら労働法を学んだ。 学習会には、15人が参加。参加者は入社式と労働基準法などを学ぶ講義を受けた後、12種類の違法な働き方の寸劇を実演。会社が残業代を払わなくて済むよう、定時でタイムカードを切ってから残業をさせたり、休憩時間中に電話対応の仕事を与えたりするなどの寸劇を披露し、組合員が法律違反のポイントを説明した。 参加した愛知県の会社員堀之内翼さん(28)は「法律について勉強するいい機会になった」と話した。
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