日本の電子書籍は「ポピュリズム」よりも「アカデミックな知」に貢献を―研究者が電子書籍に思うこと(電子書籍Kinoppy利用事例) 日本の個人向け電子書籍はその売上の7-8割がコミックであり、日本の電子書籍が語られる時に話題になるのは、全般的な話かコミック・雑誌を中心とした新しいサービスの動向であることが多い。コミック以外の分野でも、販売数の多い文学やビジネス書などが注目されがちだ。 一方、専門書の電子書籍が語られることはあまりない。海外の学術雑誌やデータベースなどは電子版が一般的になって久しいが、国内で刊行される専門書が電子化されることはまだ一般的ではない。 紀伊國屋書店では個人向け電子書籍Kinoppyを、法人に所属する個人のお客様(所属大学の予算や助成金など公費予算で書籍を購入する個人のお客様)にも利用して頂きやすいよう、各法人向けにカスタマイズした請求書を発行するサービスを提供してい
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