働き方改革やプレミアムフライデーが始まり帰宅時間は早まったはずなのに、まっすぐ帰らないサラリーマンは多い。家庭では、お父さんの家事・育児参加が望まれている= コラージュ・清田万作 働き方改革で残業が減って早く帰宅できるのに、街中をふらふらしているサラリーマンが増えているという。「フラリーマン」と呼ばれる彼らは、なぜ家に帰らないのだろう? その背景には急な「帰れ指令」に戸惑う会社員の姿が透けて見えた。【小松やしほ】 新宿や渋谷、新橋などの繁華街で、同僚や友人と飲むわけでもなく、時間を潰すように道端でお酒を飲んでいたり、映画館やコンビニエンスストア、書店で1人で長時間過ごしていたりする--。そんな行動をする「お父さん」と呼ばれる世代のサラリーマンを、社会心理学者で目白大名誉教授の渋谷昌三さんは「フラリーマン」と名付けた。2004年に出版した著書「『上司が読める』と面白い」の中で使った造語だ。
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