賃上げ過去最高の勢い 2年ほど労働組合の中央執行委員をしていたことがあります この期間は組合の専従と同じくらいのいろいろな会社の情報が入ってきました 賃上げ交渉・賞与交渉などの「給料を増やせ!」は社員の最も関心の強いものです 時はリーマンショックの時なので会社からは『業績が悪い中、組合の要求はのめない』という返答ばかりです 世間的に観ても厳しそうな空気でした 支店は新しく増やすより閉店の方が多かったし、既存の支店の収益も全体的に良くありません 『業績が悪いんだから賃上げは厳しくなる』は「それはそうだろう」と個人的に納得していました ただ後で知ったのですが会社の内部留保は毎年増え続けていました 現在、月例賃金の賃上げ率は3.92%で、前年妥結額比では81.04%増ですから平均要求額は前年から35.11%増えたています 3%台後半の賃上げは1993年以来30年ぶりのようです よく観てみると業績