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ブックマーク / www.mew.org/~kazu (3)

  • ヘッダあれこれ

    前回はテキスト・メールの歴史や書式について解説しました。今回はヘッダ中のフィールドの意味や使用方法、そしてよく見受けられる誤解などについて解説していこうと思います。これはインターネット・マガジンに執筆した原稿を元にしています。紙面の関係上削られた部分も残っていますので、既に同誌を読んで下さった方にも役にたつかもしれません。:-) インターネットとプロトコル インターネットはすべての人が活動できるオープンな世界です。この特徴はインターネットのルールすべてが話し合いによって決定され、公開されていることが根底となって支えられています。インターネットでは、データの送受信方法やデータの書式などの取り決めも含む、技術的なルールをプロトコルと呼びます。 プロトコルは、RFC(Request For Comments)という通し番号のついたオンライン・テキストとして公開されています。その名前が示すように、

  • MIMEの基礎

    今回は MIME の話をしましょう。以下では、言語と文字コードを同一視して説明します。(もちろん両者が違うことは重々承知していますが、今回は同一視した方が分かりやすいと思います。) テキスト・メールの問題点 MIME が登場した 1992 年以前の RFC822 (現 RFC 2822)で定められたメールは、テキスト・メールと呼ばれています。MIME はテキスト・メールの問題を解決するために考え出されました。ここでは、その問題とは何だったのかをおさらいしておきましょう。 テキスト・メールではヘッダが ASCII に限定されていました。そこで、例えば日語のような英語以外の文字列を入れられませんでした。 テキスト・メールでは文も ASCII に限定されていました。非英語圏では、これはあまりにも不便な制約でしたので、その地域内の約束として独自の文字コードを採用しました。例えば日では、文に

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