ベストセラーの新書「日本会議の研究」で知られる著述家、菅野完氏(42)から性的暴行を受けたとして、30代の女性が損害賠償を求めた訴訟で、菅野氏側は、110万円の支払いを命じた8日の東京地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。12日付。 地裁は「女性の意に反して性行為を求め、ベッドに押し倒した」と認定。菅野氏は「体には触れたが、性的暴行と評価されるようなものではない」と反論していた。 菅野氏は取材に「事実関係を争うつもりはないが、女性による私的制裁としか思えないような週刊誌報道があったので、慰謝料は減額すべきだと主張した。十分に認められなかったため控訴することにした」と話した。 菅野氏の代理人弁護士はインターネットのブログで訴訟までの経緯を公開しており、女性は「事実でない記載や一方的な解釈が多数ある」と反発している。
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