デジタルカメラに押されてフィルムカメラの生産が減少し、写真フィルム市場は全盛時の5%程度にまで縮小している。そんななか、驚異的に売り上げを伸ばしているフィルムカメラがある。 1998年に発売され、女子高生を中心に大ブームとなった「チェキ」(富士フイルム)。撮るとその場で写真が出てくるインスタントカメラとしてアラフォー世代には懐かしいかもしれないが、2011年度の販売台数は前年比約140%と、スマートフォンに匹敵するほど伸びているのだ。 「2012年度の販売目標は全世界で160万台と、ピークだった2002年度の販売台数の1.5倍以上」(富士フイルム イメージング事業部 グローバルマーケティンググループ 中村祥敬氏)というから驚きだ。 チェキは1998年の初代機発売以降、ほぼ2年おきに新製品が投入されてきたが、デジタルカメラやカメラ付きケータイなどの普及により、2000年前後から人気が収束。2
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