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ブックマーク / president.jp.reuters.com (7)

  • “返品無料”で「靴のネット通販」が大盛況 | トレンド発掘隊

    試し履きができないので通販には不向き。そう見られていたのネット通販が成長期を迎えている。当初は、価格訴求型や、サイズや種類を絞り込んだニッチ型の小規模店が多かったが、2008年にはアマゾン、11年はベンチャーのロコンド.jpといったフルラインの品揃えを誇るプレーヤーが参戦。8000億円規模とされる市場では、がぜん競合が激しくなっている。 「30日間返品無料・翌日配送」のアマゾンに対して、ロコンド.jpの武器は「送料無料・99日間返品(手数料)無料・返送料も無料」。店頭で試し履きできないデメリットを解消するための太っ腹なサービスだが、今のところ返品は5足に1足程度。代表兼共同創設者の田中裕輔氏は「返品率はもっと上がってもいい。『買ってから選ぶ』スタイルを浸透させたい」と話す。 ロコンド.jpの取り扱いブランドは約3000点、1日の購入客は約1000人。予想外の利用も増えている。誕生日や「母

  • 蕎麦、鮨、カレーまで!“熟成”料理店が大盛況 | トレンド発掘隊

    オーガニックに続くの世界の注目ワードといえば“熟成”だろう。肉類はもとより、最近では、来、鮮度が第一と思われていた鮨や蕎麦の世界にまで熟成の波が押し寄せているというから驚きだ。 例えば、神田の蕎麦店「眠庵」。2004年開店の同店では、4~5年前から徐々に熟成させた蕎麦の実を挽いて打ち始め、現在では、2年からなんと6年も寝かしたものを打つこともしばしばだ。 「保存用パックや冷蔵庫の機能が向上し、蕎麦の長期熟成が可能になった。上質の蕎麦は、時が経つほどに甘味や風味が増してくるものなんですよ」 主人の 柳澤宙さんの言葉を聞きながら、写真の6年物の徳島産を一箸手繰ると、なるほど、フレッシュな緑の色や香りはそのままに、旨味や甘味は通常よりもぐっと深い。ほかにも、柴又 「日曜庵」、新富町「流石はなれ」など、気鋭の若手職人を中心に熟成蕎麦にシフトする店が増えているという。 一方、鮨も負けていない。

  • 「脇汗ボトックス」でポジティブ人間に変身! | トレンド発掘隊

    節電の夏、にわかに「脇汗ボトックス」をする人が増えている。 ボトックスとは、ボツリヌス毒素Aを完全無毒化した製剤。これまでこの製剤は、目尻や額へ注射するなどシワ隠しのプチ整形に使われてきたが、東京・大久保の五味クリニック院長・五味常明氏によれば、今春以降、それを脇汗対策で打つ手術を希望する人が続出。手術数は例年同期比4倍だという。 さらに驚くのは、もともと女性患者が多かったのに、ビジネスマンの間に“流行”している、ということである。 患者たちが悩むのは多汗症。その主な原因は精神性のものだ。景気低迷や職場の人間関係などのストレスにより、脇に流れるような汗をかく。シャツに大量の汗染みができる。仕事が営業や接客だったり職場に女性が多かったりすると、不潔に思われてはいけない、とさらに発汗量が増える。悪循環だ。 しかし、この夏、急に脇汗ボトックスを打つビジネスマンが増えたのは、やはり震災の影響だ。

  • 不動産の賢い活用法。“間借り”が加速中 | トレンド発掘隊

    「MaGaRi」というサイトが注目されている。そこで紹介されるのは不動産物件だが、情報は賃貸でも分譲でもなく、サイト名の通り、間借り物件のみ。例えば、文京区のパン屋のオーナーが営業時間終了後に、店内をワイン教室やカフェ、料理教室として1時間4000円で貸し出す、といったもの。いわば、時間貸しである。 貸す側は営業時間外収益が生じ、借りる側も「出店」コストを安く抑えられるわけだが、今回、欄が注目したのは、「最近、場所貸しする企業が増えてきた」(サイトを運営するドラマチック代表・今村ひろゆき氏)ことである。景気低迷の今、自社をシェアオフィスにして、社外の人に使用してもらう動きが加速中だというのだ。 「リストラによる人員削減で不要になった自社空間を一部貸し出したり、逆に少人数となった社員ごと自社ビルを出て、どこかのオフィスに間借りしたりというケースです」(今村氏) フリーのクリエイター同士が集

  • 海外出張の疲れが軽減「プレミアムエコノミー」 | トレンド発掘隊

    徹底したコストカットにより低価格な運賃を実現しているLCC(格安航空会社)。先ごろ全日空の格安航空事業「ピーチ」も発表され、台頭が目覚ましい。一方、従来のフルサービス航空会社が起死回生の手段として注力しているのが、ビジネスクラスとエコノミークラスの中間に位置するプレミアムエコノミークラスだ。これは、狭くて混雑したエコノミークラスでは休めないが、長引く不況による経費の削減でビジネスクラスの利用は控えたいというビジネスマンのニーズに応えたもの。エコノミークラスと比較すると、シートの前後間隔が広かったり、リクライニングの角度が大きくなるなど、ゆとりあるスペースを確保できるのが特徴で、欧米などの長距離路線を中心に導入されている。 ひと口にプレミアムエコノミークラスといっても、サービス内容はさまざまだ。例えばデルタ航空がこの夏に日路線への導入を予定しているプレミアムエコノミークラスは、機内などの

  • 日本の森を守れ!「国産木材の家具」が好調 | トレンド発掘隊

    伝統工芸品などを除けば日の木材を使用した家具の販売量は非常に少なかったという。しかし近年、森林保護の観点から国産木材の消費拡大が叫ばれはじめ、国産材の家具が注目されるようになってきた。 国産材家具の人気に火をつけたのが東京の家具メーカー「ワイス・ワイス」。昨年春から国産の栗材を定番シリーズのイスの素材に追加した。国産材を使う意味を客に説明して販売したところ、1年で一番人気の輸入木材商品と並ぶ売り上げを記録。無垢材としては使えない栗材の木片を使った集成材家具も好評だ。国産材導入時に立てた「2015年に全売り上げの50%を国産材家具で」という目標も、3年前倒しで達成できそうな勢いだ。 佐藤岳利社長は「輸入木材の中には、東南アジアや南米アマゾンの熱帯雨林などで違法に伐採された疑いがあるものが多いのです。知らずに買って環境破壊に手を貸している可能性もあります」と輸入材の問題点を指摘。こうした木材

  • 「シリアスゲーム」で社会貢献は可能か? | トレンド発掘隊

    例えば、PCiPhoneアプリで人気の節電ゲーム「#denkimeter」である。自宅の電気メーターの数字を入力すると、前回(1時間前や1日前など)の記録から使用量を自動的に計算。どれだけ消費電力を減らす努力をしているかを「戦闘力」(ポイント)に変換して他のユーザーと競い合う仕組みだ。 「節電活動をゲーム化して楽しくやろうという狙いです。こうした教育・医療・福祉・学習など社会的課題を解決していくことを主目的とするコンピュータゲームがシリアスゲームです」とは、東京大学特任助教授の藤徹氏だ。 世界銀行研究所が昨秋よりネットで公開中のゲーム「Evoke」もそのひとつ。糧危機やエネルギー問題、災害救助、貧困・飢餓など世界の深刻な問題を、ゲームを通して学べるものだが、面白いのは各国のプレーヤーたちと協力してネットで情報交換しながら推理していくことである。「多人数がゲームに参加し、社会変革や社会

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