原油価格の高騰は、我々の生活に重くのしかかっている。 ガソリン価格はレギュラーでも170~180円台となり、さらに、原油高、原材料高を背景にして、食料品も軒並み値上げとなっている。 原油の先物取引価格が、1バレル100ドルを初めて突破したのが今年1月。現在、125ドル前後であることと比較しても、わずか半年で、約25%もの価格上昇という計算になる。 7月25日に、総務省が発表した全国消費物価指数でも、今年6月の物価指数は、前月比で1.9%上昇という高水準。主要品目における前年同月比指数でも、灯油の42.2%、ガソリンの24.2%の値上がりをはじめ、スパゲッティーの33.2%、チーズの27.3%、チョコレートの22.8%、即席麺の21.4%など、生活に密着した石油製品、食品などの値上げが目立つ。 7月に入っても、食品や食用油、菓子などの価格、電気料金やガス料金などの値上げが相次いで発表されてお