id:xevraに言及している際に、私は矛盾した姿勢を見せていた。私はこのことに、たった今気付いた。 「100文字以内の短文」のような単純化された話を求めるということは、『はてなブックマークには、無知な弱者を無知な弱者のまま包摂した状態で啓発的な「会話」を可能とする「弱者の松葉杖」として期待している。(『開き直ったネガティブはてなーあるいは梅田望夫さんへ』を読んで) - 別館:ポスト・ヒューマンの魔術師』で説明したような、「無知な弱者」が「無知な弱者」のままであり続けることを求めるということだ。「長い文章」とやらを毛嫌う者たちは、知のユーザー・インターフェイスを介して映し出された「短文」を読み込むだけで満足する。無知でも無理解でも知的に振舞うことを可能にする知のデザインによって、形式と表面で戯れることを求めているのである。「短文」を要求していたid:xevraは「こうもダメ」と非難していた