7月の初め、米エンターテインメント誌、ハリウッド・リポーターの記事が、『ワイルド・スピード』のタイトルを絶賛した。なぜか? それは日本が独自に命名したタイトルだから。 ワイスピファン、映画ファンは知ってのとおり、『ワイルド・スピード』の原題は『The Fast and the Furious』(第1作)。意味は「速さと激怒」。その後、2作目以降、『2 Fast 2 Furious』、『Furious 6』、最新作『F9』など、ふたつの単語および頭文字などとともにシリーズの数字(●作目)を示してきた。中国でも『速度与激情』と原題そのものだ。 日本では『ワイルド・スピード』が完全定着。「ワイスピ」と略されて愛され続けている。「ワイルド」「スピード」とカタカナで一見、英語タイトル(原題)っぽく感じさせながら、日本が考えたオリジナルタイトルで、ここまで多くの人に親しまれた例は珍しい。ハリウッド・リ
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