外国人農業労働者の無差別取り締まりに悲鳴 「外国人なしには農業ができなくなって久しい 合法な人を雇いたいがいない…違法を見逃してくれということではない」 法務部の不法滞在外国人農業労働者に対する取り締まりが強化されている中、12日に京畿道のある農村地域のビニールハウスでタイ国籍の2人の農業労働者が苗用のサツマイモに水をやっている=キム・ギソン記者//ハンギョレ新聞社 平野には人っ子ひとり見えなかった。水を引いた田んぼにも、種芋を植えるべき畑にも人影はなく、黄砂だけが立ち込めていた。町へと抜ける村の前の道路は、老いた農夫が乗る古い耕運機だけが「ダダダダダ」と騒がしいエンジン音を立てて通り過ぎていった。 12日に訪ねた京畿道驪州市加南邑大新里(ヨジュシ・カナムウプ・テシンリ)のある農場も、人がいないのは同じだった。サツマイモの出荷を前に忙しくなければならない農産物倉庫には、寂ばくとした空気だけ
早ければ来月、自宅のある平山村にオープン 「対話して討論する媒体に… 本屋さんとして一緒に本も読む」 文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が、退任後に滞在している慶尚南道梁山市下北面平山村(ピョンサンマウル)に早ければ来月、「まちの本屋」を開く。本を好んで読む「愛書家」や機会がある度に本を勧める「勧読家」を越え、本を通じて対話と交流の空間を作る考えだ。文前大統領は昨年12月13日、平山村で行われたハンギル社のキム・オンホ代表とのインタビューで、このような「本屋作りの構想」を明らかにした。同日のインタビューは本紙とハンギル社の共同企画で行われた。青瓦台を離れて以来、一切マスコミと接触しなかった文前大統領は、同日のインタビューでも政治懸案に関する言及はせず、ひたすら本をテーマに語り合った。 文前大統領は同日のインタビューでキム代表に「すでに多くの地域で書店運動が起きている。私が住んでいる平山村でも
ソン・ウォンピョンの長編小説『アーモンド』の日本語版が「2020本屋大賞」翻訳小説部門で第1位に選ばれた。 日本の本屋大賞は2004年に書店員たちが作った賞で、インターネット書店を含む書店員たちの直接投票を通じて受賞作を選び、本屋大賞や発掘部門、翻訳小説部門の3つに分けられる。これまで『容疑者Xの献身』や『蜜蜂と遠雷』などが受賞し、翻訳小説部門は2012年から始まった。翻訳小説部門でアジアの小説が受賞作に選ばれたのは『アーモンド』が初めて。『アーモンド』は2017年に韓国で出版された時も「書店員が選んだ今年の本」に選ばれた。 『アーモンド』は東野圭吾や恩田陸など日本の代表的な作家の小説を出版してきた「祥伝社」から矢島暁子の翻訳で昨年7月に出版され、3月末現在で約3万5千部発行されている。祥伝社が初めて出版した翻訳小説でもある。 『アーモンド』は感情を感じない少年の特別な成長物語を描いたヤン
ソウル市松坡区の地下鉄2号線蚕室ナル駅前の新川遊水池内の旧アムウェイ倉庫を活用して作った韓国初の公共古書店「ソウルチェッポゴ」が27日午前、開館した。開館式参席者など市民が“本の虫”を形象化したくねった鉄製本棚の間を歩き本を探している=キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社 使われていない古い倉庫が、市民のための大型古書店に変貌した。 ソウル市とソウル図書館は、松坡区(ソンパグ)の蚕室(チャムシル)ナル駅近隣に韓国初の公共古書店「ソウルチェッポゴ」を27日開館したとこの日明らかにした。幼い頃の思い出が詰まった昔の童話の本、有名文学作品の初版本、国内では求められない珍しい本など、計13万2730冊が並べられている。 ソウルチェッポゴは、本の虫を形象化した長くくねった鉄製通路の両側にアーチ型の本棚32本を設置し本を陳列した。公演が可能な空間、ブックカフェなどもあり、地域文化空間としての役割を
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