10日午後9時ごろ、横浜市南区浦舟町3丁目の市中央児童相談所の玄関前に、バッグ20個とボクシングのグローブなどが入った五つの段ボール箱が置いてあるのを保育士の女性(48)が見つけた。段ボール箱の中にはB5判の紙に手書きで「お役に立てば幸いです OSK32」と書かれた紙が一枚添えられていた。 神奈川県警南署などによると、置いてあったのはナイロン製のスポーツバッグや手提げバッグ、ビジネスバッグ20点とキャリーバッグ1個。二つのバッグの中には赤、青2種類のグローブが1個ずつ入れられていた。 相談所の担当者は「子どもたちがすぐ使えるものでもないし、『OSK32』が差出人を意味するかも分からず、寄付として扱うべきか判断ができない」。拾得物として署に届け出た。