政府、西日本豪雨を激甚災害指定へ=非常災害対策本部を設置 西日本を中心とした豪雨を受けた非常災害対策本部会議で発言する安倍晋三首相(中央)=8日午前、首相官邸 西日本を中心とする豪雨災害を受け政府は8日、非常災害対策本部(本部長・小此木八郎防災担当相)を設置し、首相官邸で初会合を開いた。安倍晋三首相は救命救助や避難誘導に全力を挙げるよう指示。政府は豪雨を激甚災害に指定し、被災自治体を財政支援する方向で調整に入った。 71市町村に災害救助法適用=京都や岡山など7府県 首相は自衛隊、警察、消防などによる救助要員を、7日の4万8000人から5万4000人に増強したことを報告。「救命救助は時間との闘いだ。事態の変化に応じて態勢を機動的に強化するなど、全力で当たっていきたい」と強調した。 首相はまた、「多くの方が避難所などで不安の時を過ごしている。先手先手で支援に当たってほしい」と述べ、各閣僚が被災