“日本発グローバル”なビジネスを展開するためには、世界のトレンドに対して常にアンテナを張り、グローバルな視点を持った経営チームを持ち、戦略を立案していくことが必要になる。前回の連載では、ソーシャルアプリを例にその成功に必要なポイントを紹介した。 今回はグロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)シニア・アソシエイトの高宮慎一氏と、キューエンタテインメント(キュー)代表取締役CEOの内海州人氏に、ベンチャー企業がどのようなグローバル戦略を持つべきかを聞いた。 ――GCPにおける高宮さんが担当されている分野について教えてください。 高宮:私はモバイルやITにおいて、主にコンシューマー向け企業の投資を担当しています。特に今はソーシャルメディアやソーシャルアプリを中心に見ています。また、潜在力があるのに海外に進出できていない企業のサポートにも注力しています。 ――内海さんはどのような経緯でキュー
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