はじめに 近年、Webアプリケーション開発で用いるプログラミング言語として、Lightweight Language(以降LL)と呼ばれるスクリプト言語が人気を博しています。本稿では、そのスクリプト言語の中からPythonとWebアプリケーションフレームワークのDjango(ジャンゴと読む)を紹介します。 Pythonの大きな特徴として、「言語仕様が小さくシンプルであり、簡潔で読みやすいアプリケーションを作れる」という点が挙げられます。DjangoはPythonの簡潔さをうまく活かし、シンプルかつ本格的な開発ができるWebアプリケーションフレームワークです。本稿ではこのDjangoによるアプリケーション開発の基本をチュートリアル形式で説明します。 対象読者 PythonによるWebアプリケーション開発に興味がある方 日頃、Perl、Ruby、PHP、Java、C#などPython以外のプロ
Djangoのサイトには「Djangoの設計思想」というドキュメントがあります。どんなフレームワークでもそうですが、設計思想を理解し、その流れをつかむ事で正しい利用への最短ルートです。もし、自分の思想にあわないならば問題です。可能であれば、そのフレームワークの検討を取り止めるべきでしょう。それが出来ないならば利用している時にはそのフレームワークの思想で思考することが求められます。 Djangoの設計思想は、緩く結合し、必要最低限のコードで、だが隠蔽せずに明示するという事です。DjangoではMVT(モデル/ビュー/テンプレート)と呼ばれるMVCに近い構造をとります。それらの3つのレイヤーはお互いに疎な関係を持ち、モデルとテンプレートはデフォルトの実装以外を容易に採用できるようになっています。また、ほどよく規約を適用し必要なコード量は少なくなっていまが、なんでもかんでも裏側で処理せずに、なに
Perl MongersとPythonistaの交流会 の余興として、Perl Mongers向け「引き出しとしてのDjango」とか言っちゃってお話をしてきました。Djangoを使うためのお話ではなくって「Djangoはこういう思想なので、こういう風になっているよ」的なお話です。 一応予定されていた時間くらいで話し終わったので、昨年のPHP Conference、JJUG CCC 2008に続いて時間ぴったり3連勝とか勝手に喜んでいます。まぁ、内容はさておき。いや、頑張りましたが :) 今日の資料を貼っつけておきますので、見たい人は自己責任でご自由に。 懇親会 相変わらずPerl Mongersは明るくていいですねぇ。なんだろう、あの純粋さとめちゃくちゃな感じが混在している人たちは。 残念ながらPython人を抱える2大勢力の会社がなんだか行事だったり、風邪が流行ったりという状況でちょっ
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