ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアユーザーが急速に拡大し、企業のマーケティング戦略は大きく変わりつつある。顧客とのコミュニケーションツールが多様化するなか、いま注目されているのが「情報の表現力」というコンテンツの多様性だ。新しい時代に顧客をつかむコンテンツとは何か。事情に詳しいアジャイルメディア・ネットワークの徳力基彦・代表取締役に聞いた。 「ツイッターやミクシィなどのソーシャルメディアが人気を得たのは、サービス自体の機能よりも、友人の話題や情報が多くの人にとって最も魅力的なコンテンツだから、ということを忘れてはいけません」 徳力基彦 とくりき もとひこ NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。情報共有ソフトウエアの企画や、ブログを活用した マーケティング活動に従事する。アジャイルメディア・ネ