IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は28日、国内の中・大規模な非ウォーターフォール型開発プロジェクトの事例を集め、非ウォーターフォール型開発の適用を成功に導くためのポイントをまとめた「非ウォーターフォール型開発の普及要因と適用領域の拡大に関する調査」報告書を公開した。 IPA/SECは、2010年度より非ウォーターフォール型開発の適用領域拡大に向けた事例調査および委員会活動を進めている。2011年度の活動報告書では、中規模以上のプロジェクトへ非ウォーターフォール型開発の適用を進めるため解決すべき疑問点として、以下を挙げていた。 プロジェクトをどのように分割し、進め、結合させればよいのか プロジェクトチームをどのような技術者で構成すればよいのか チーム間のコミュニケーションはどの程度行う必要があるのか どのような場合にどのような契約形態(請負契約と準委任契約)を選定すればよいのか 多拠点