NoSQLは、大量データを高速に入出力する機能に特化している。そのため、取り出したデータから必要なデータを検索したり、集計してグラフ表示に利用したりといった加工処理は、データベースクライアント上のアプリケーションとして開発する必要がある。 取り出してからデータを加工 当然、「RDBを使う場合より開発の工数は増える」(日本マイクロソフトの鈴木祐巳クラウド&アプリケーションプラットフォーム製品部エグゼクティブプロダクトマネージャー)。こうした開発負担を軽減するため、データ操作の効率化を進めている。 NoSQLの効率化は二つの方向性がある。一つは、データの加工処理をクライアントからサーバーにオフロードする手法。もう一つは、汎用的な操作をまとめたプログラム部品の提供だ。その双方を実現したNoSQLの例が、インテックシステム研究所が開発した「EXAGE/Database」である。 EXAGE/Dat
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