今年採用した新卒者は、ウチぐらいの規模の会社ではめったに取れないレベルの猛者たちだ。 一人はTOEICのスコアが930台で、一人は年間の読書量が2000冊(200の間違いじゃない。2000なのだ)で、もう一人は特定されるのでここには書けないある大会の優勝者だ。 こういう人を集めたら何かすごいことが起きるかというと、集めただけでは別に何も起きない。 彼らにはどこかで目を覚ましてもらわなくてはならない。「目を覚ます」というのは、例えば この会社で要求される技術はたいして難しいものではない。勉強すれば1日で理解できる程度のことが大半 先輩は昔から何でも知っていたような顔をしているが、実はここ1,2年で覚えた技術で仕事をしている だから、先輩が10年目でようやくできるようになった技を、1年目の自分があっさりものにできてもおかしくない といったことに気付くことだ。 本当は大して難しくないのに...
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