Research(研究) And Practice(実践)の略称を社名に持つREAPRAが、0→1フェーズを経験した人にインタビューし、成功に必要なスキルセットやノウハウを徹底研究する本企画。 第2回は、「情報を世界中の人に最適に届ける」を企業理念に掲げ、機械学習のテクノロジーをベースとした情報キュレーションサービスを提供する株式会社Gunosyの代表取締役 最高経営責任者(CEO)福島良典氏に、どのように世の中を捉え、参入する領域やタイミングをどう意思決定するのかを聞いた。 グノシーのサービスを立ち上げた経緯を教えてください。 グノシーのサービスは、2011年大学院修士課程2年生の時に同級生と3人で立ち上げました。きっかけは僕ら3人は全員が研究者でありエンジニアだったので、「自分たちが勉強している技術を使って、面白いプロダクトをつくれたらいいよね」と思ったことでした。ただ、最初は「起業」