ブックマーク / toyokeizai.net (16)

  • 経済学者が間違い続けた年金理解は矯正可能か

    『週刊年金実務』という、年金界のできごとを毎週まとめて届けてくれる雑誌がある。福祉元年と呼ばれる1973年、公的年金に物価スライド制、賃金再評価という年金の成熟を加速する仕組みが導入された年に、刊行されている。このたび50周年記念として「年金制度のこれまでとこれから、10人にきく」という企画が立ち上げられた。そこに書いた文章に加筆し、東洋経済編集部の協力を得てQ&A方式で上編、中編、下編に分けて記事を構成した。 まだ国民共通の理解が欠ける公的年金 ──日の公的年金保険のこれまでと現状をどのように評価するか。 まず、公的年金という制度が何をやっているのかについて共通の理解が必要だ。 その年に生み出された付加価値(財・サービス)を、所得という形で、継続的に収入の途絶している人に渡して、彼らの財・サービス消費を支えるのが年金だ。年金受給者の財・サービスの取り分を増やすためには、同じ時間を生きる

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    kitiro 2024/03/13
  • フランス人が日本に戻って心底感じた「自由」

    かつて日がこんなに「自由」だと感じたことがあったでしょうか――。 やっと日に"帰って"来ることができました。日は、25年以上前、初めて来てから私が自然と受け入れることができた国(それとも私を受け入れてくれた国と言ったほうがいいでしょうか)です。それなのに、今年3月にフランスに発ってからというもの、ここ何カ月も日に戻って来たくても、なかなかそれがかないませんでした。なぜなら日は永住権を持っている、私のような外国人にさえ門戸を閉ざしてしまっていたからです。 これではまるで鎖国をしていた江戸時代と同じ。やはり日は島国だったのだ……と思ったのもつかの間、11月にさまざまな手続きを経て、ようやく日に戻ってくることができました。そして、とても奇妙なことに、ここ日でこれまでにないほどの自由を感じているのです。 どうやって入国したか その前に、どうやって日に入国できたのかをお話ししましょ

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    kitiro 2020/12/24
  • 日本史の「新テスト」で問われる"思考力"の正体

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    kitiro 2020/08/11
  • ゆとり世代の働き方こそ「世界標準」と言える訳

    「最近の若い人」を疑問視する発言は、今も変わらずよく聞こえてきます。パターンはさまざまで、例はザッとこんな感じです。 「最近の若い人は元気がない」 「最近の若い人は消費をせず内向き」 「最近の若い人は自分のことしか考えない。人のことを考えなさすぎる」 「最近の若い人は自分の権利ばかりを主張する」 「(スマホの普及で)なんでもLINEなどで済ませちゃうから、最近の子は対人関係が苦手」 これらの主張はほぼ同じです。要は「自分たちの世代から見ると、最近の若い人のやっていることには納得がいかない」というわけです。5000年前、エジプトのピラミッドの建設に携わった人々もピラミッドの人目のつかない場所に「最近の若者は」と「嘆き」の落書きをしたぐらいですから、ある年齢に達した人が「最近の若者はどうも◯◯でだらしない」といったことを言うのは今に始まったことではなく、またニッポンに限らず万国共通なのです。

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    kitiro 2020/05/25
  • この法律が日本を「生産性が低すぎる国」にした

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    kitiro 2019/10/03
  • 「日本の民主主義」が世界で評価されない理由

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    kitiro 2019/10/02
  • 家計調査「消費支出」が急増しているカラクリ

    厚生労働省による毎月勤労統計の不正に端を発した政府統計の問題は、論点が多岐にわたり、国会での審議も収拾がつきそうにない。弥縫策で取り繕ってきた統計部署の予算・人員不足の限界が露呈し、届出なしの調査方法の変更といった統計法違反に該当する事例や、ケタ違いのチェック漏れによる修正など、次々と不正やミスが発覚している。 不正・ミスの再発防止には、経緯や動機などを確認する必要があるが、厚生労働省の「毎月勤労統計」をめぐる統計不正の再調査を行った特別監察委員会には、第三者性・中立性の疑いがあり、不正発覚から2カ月以上が経過しても、信頼に足る報告書が作成されていないという異常事態になっている。 監察委の報告書に第三者委員会がダメだし 監察委が1月22日と2月27日に公表した報告書は、散々な内容だった。来全数調査が必要な大規模事業所について2004年から東京都だけ抽出調査した理由を、「客観的資料が見当た

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    kitiro 2019/03/19
  • 「親を扶養する義務」を正しく知ってますか

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    kitiro 2019/01/01
  • 「高齢男性による政治」が日本の諸悪の根源だ

    政治家の暴言が止まらない。今に始まったことではないが、こと最近の暴言には目に余るものがある。 麻生太郎財務大臣が「セクハラ罪という罪はない」と言えば、萩生田光一元副官房長官は「パパの子育ては子どもにとって迷惑」と放言し、長尾敬衆議院議員はセクハラに抗議する女性議員の写真に「セクハラとは縁遠い方々」と書き添えてツイートする始末。他にも枚挙にいとまがない。 これは政治家の資質の問題もあるが、自身が市民から遠い世界に入り込み、「エコーチェンバー現象」となっていることが原因と考えられる。 「内輪の論理」で世間と乖離していく エコーチェンバーとは反響する小部屋という意味で、小さな部屋に同じ意見の人が集まって議論すると、やまびこのように同じ意見しか聞こえない現象を指す。 この現象に陥ると、違う意見の人は同じ部屋に入ってこない。同じ意見の人と議論しているだけなので、自分たちがより正しいと思い込んでしまい

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    kitiro 2018/06/15
  • デザイン思考の先を行く「意味の革新」の本質

    「そこそこ技術はあるけど、モノが売れない」というのは、いま日の多くの企業が経験していることではないでしょうか。その解決策の1つとして、ヨーロッパでいま注目されているのが、「意味のイノベーション」という考え方です。 製品の特徴ではなく「意味」を考える。それによって、改良ではなく「革新的な変化」を起こす。すでにあるニーズを満足させるのではなく「ビジョン」を提案する。こうしたことが「意味のイノベーション」の特徴です。7月5日に配信した「ロウソクが実は成長産業であるという意味」でも、イタリアの調理器具・雑貨メーカーであるアレッシィや、スイスの時計メーカーのスウォッチなどの例を挙げて解説しました。 絵の世界でも、かつて時代を変えるような「意味のイノベーション」がありました。皆さんもご存じの「印象派」は、まさしく19世紀の絵画の世界における大イノベーションでした。それまで絵画といえば、「屋内で、神話

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    kitiro 2017/09/21
  • 働きやすさを追求したら「無断欠勤OK」になる

    のっけから驚かされる。理想主義も行き過ぎて、意識高い系の実験的な試みはいいけれども「生き生き働く笑顔」のうらになにか無理が潜んでいるんじゃ……。などと恐る恐る読み始めたのだが。 とにかく徹底している。その日出勤するかしないかは各人の自由なのだが、行くか行かないかを連絡する必要すらないのだという。というか連絡は「禁止」なのだ。なぜなら「好きな日に休んでいいよ」といいながら「だけど連絡はしてください」だの「事前に報告してください」だのと言えばやはり管理されているように感じるだろうし、無言のプレッシャーをかけることもできることになってしまって、ルールが形骸化するからだ。たしかに「うちは福利厚生しっかりしてますよ」といいながら実際の有給消化率は低いなどという話はよく聞く。産休とろうとしたら体良くクビになったなどという話もよくある話だ。 “うちの工場では欠勤の際、電話もメールも一切連絡は禁止ですし、

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    kitiro 2017/08/06
  • 英語はたった「20の動詞」でぐっと上達する

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    kitiro 2016/08/25
  • 思考のスピードが速い人は「型」で考えている

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    kitiro 2016/07/07
  • 「消費離れ」の20代、理由と本音はここにある

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    kitiro 2015/10/30
  • 日本人は「限界費用ゼロ社会」を知らなすぎる

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    kitiro 2015/10/28
  • 天皇は、なぜ「満州事変」に言及したのか

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    kitiro 2015/01/23
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