子育てに支障が出る転勤に応じなかったことで懲戒解雇されたのは不当だとして、NEC子会社の元社員の男性(53)が解雇の無効などを求め、近く大阪地裁に同子会社を提訴する。社員の転勤をめぐっては最高裁が1986年、会社側に幅広い裁量を認める判断を示したが、男性側は2002年施行の改正育児・介護休業法で会社側に義務づけられた「転勤時の配慮」を怠っていると主張するという。 【まとめました】8割の企業が会社主導で転勤命令を出している 男性が勤めていたのは、ITシステムを手がけるNECソリューションイノベータ(東京)。男性側の代理人弁護士らによると、男性は2016年からNECのグループ企業に出向し、大阪市内で郵便物の仕分けなどを担当していた。昨夏にその拠点の閉鎖が固まると、上司から川崎市への転勤か、退職金が上乗せされる希望退職を選ぶよう何度も求められたという。NECは当時、グループで従業員を3千人減らす
タレントの千秋(45)やお笑い芸人のカンニング竹山(46)など芸能人たちが自身の“学歴コンプレックス”について語った。 【写真】イベントに出演した千秋 6日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」は、学歴コンプレックスに悩む主婦について特集。芸能人でも、高校認定試験に挑戦して合格した女優の真矢ミキや、テレビ番組の企画で大学受験を目指すロンドンブーツ1号2号の田村淳やオードリーの春日俊彰など、学び直そうとする人が増えていると紹介した。 竹山は学歴コンプレックスについて尋ねられ「めちゃくちゃありますよ、正直言うと。仕事とかでも政治評論家のおじさんたちとしゃべることあって、その時に俺だけ高卒なのにって。説得力ないだろうなテレビ観てる人、とか思いますね」とコメント。ハイヒール・リンゴは京都産業大学を卒業しているが、当時は冗談交じりに「京都大学産業学部」と呼んでいたと明かし、「コンプレックスのかたまり」
違法な長時間労働が問題視される中、社員わずか7人という中小企業が残業ゼロに成功している。ワイヤカット加工機で金属を切り出す受託加工を手がける吉原精工(神奈川県綾瀬市、吉原順二社長、0467・78・1181)がそれだ。経営者がトップダウンで作業工程や就業形態を見直し、残業代を基本給に組み込んだ結果、社員の年収は600万円を超え、優秀な人材の定着につながっている。 22時までの残業は当たり前だった 吉原精工は創業36年の町工場。基本労働時間は8時半―17時で、1日7・5時間。週休2日制で、年末年始やゴールデンウイークは連続10日間を休む。さらに賞与は2013年から継続して社員全員に夏・冬とも100万円を支給する。 約20年前までは残業が常態化していた。22時までの残業は当たり前で、吉原博会長は「たくさん機械を動かすことが収益を確保する方法だと信じていた」と振り返る。 <拒否された残業>
厚生労働省が7月12日に発表した2015年の国民生活基礎調査結果によると、1世帯あたりの平均年収は541万9000円となった。前年比2.5%アップ、3年ぶりの増加になる。その一方で生活が「苦しい」と感じる世帯は全体の60.3%を占め、依然として経済状況は厳しいのが現実だ。 子ども(18歳未満)のいる世帯の平均年収は2.4%アップの712万9000円だが、63.5%が「苦しい」と回答している。年収が少なければ苦しいと感じる世帯も多いだろうが、その割合が6割以上ということは、平均的な収入があっても苦しいということだ。子育て世代は、なぜそんなにも厳しいのだろうか。 ■平均値と実態を表す中央値の違いに注目 同調査によれば、子どもがいる世帯は全体の23.5%。一般的に収入が少ない高齢者世帯や単身世帯の増加により、全世帯平均の年収額を下げているが、子どものいる世帯だけを見れば、一部の高額所得者が
政府は、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、国内での製造と国外からの輸入を、2020年度をめどに実質的に禁止する方針を固めた。省エネ性能が高い発光ダイオード(LED)への置き換えを促す狙いだ。 安倍晋三首相が26日に財界幹部を集めて官邸で開く「官民対話」で、省エネ対策の一環として表明する。今月末にパリで始まる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)に向けて、日本の温室効果ガス削減への取り組みを具体化する狙いもあるとみられる。 政府はLEDと蛍光灯それぞれについて、品目ごとに省エネ性能が最も優れた製品の基準を満たさないと製造や輸入をできなくする「トップランナー制度」で規制してきた。来夏をめどにつくる省エネ行動計画に、照明についての品目を一つにまとめることを盛り込む。LED並みの省エネを達成するのが困難な白熱灯と蛍光灯は、事実上、製造や輸入ができなくなる見通しだ。来年度に
マツダの世界戦略について書くのは難しい。そもそも、そういう文脈でマツダの人と話しても、話が噛み合わないのだ。マツダが世界のどこでビジネスを伸ばし、どんな規模の会社になろうとしているのかを問うと「笑顔になれるクルマを作ることなんです」と答えが返ってきた。 仕方がないので質問を変える。マツダは比較的欧州に強い。それもドイツを中心とした北方だ。南方はどうするのか、東欧圏はどうしたいのか、そのあたりの戦略はどう組み立てるのか――。そう聞いて返ってくるのは「マツダは小さい会社です。2%の人に満足してもらえるクルマを作り続けられるように、理想を追求していきます」。 煙に巻こうとして言っているわけでないのが表情で分かるから性質が悪い。「マツダという会社がどうやって人の役に立てるかを考えています」なんて青年の主張みたいなことを、不惑もだいぶ過ぎたようなおっさんが熱弁するのだ。 ●美しい言葉の裏側
若手アニメーターの平均年収は110万円――。アニメーターなどでつくる業界団体「日本アニメーター・演出協会」(JAniCA)が4月下旬に発表した「アニメーション制作者 実態調査報告書 2015」で、若手アニメーション制作者が厳しい労働環境に置かれていることがわかり、話題になっている。 この調査は、日本のアニメーション制作者の実態を把握するために、文化庁がJAniCAに委託して実施した。仕事内容や就業形態、平均作業時間、年間収入などが項目にわけて調べられている。調査期間は2014年8月1日から9月30日で、759人から回答があった。 ●「アニメ業界は一度滅びたほうが良い」 報告書によると、回答者全体の年間平均収入(2013年)は332.8万円だった。若手が担当することが多い「動画」(原画と原画の間の動きを作画する担当)は平均111.3万円と低い水準だった。また全体で、1カ月あたりの作業時
1年の世相を表す「今年の漢字」が12月12日、清水寺で同寺の森清範貫主の揮毫(きごう)により発表された。主催は日本漢字能力検定協会(京都市下京区烏丸通松原下ル)。(烏丸経済新聞) 2位以下の漢字はこちら 2014年の「今年の漢字」には「税」が選ばれた。今年4月から消費税率が17年ぶりに引き上げられたこと、10%の引き上げが議論されたこと主な理由。2位以下は「熱」、「嘘」などの漢字が続いた。 今年で20回目を迎えた同イベント。全国に設置した応募箱やはがき、インターネットを通じて、11月1日から12月5日まで「今年の世相を表す漢字」とその理由を募集した。 文字の書かれた和紙は、同寺境内の「経堂」で16時から展示する。
通販大手のジャパネットたかた(長崎県佐世保市)は11日、高田明社長(65)が来年1月に社長を退き、後任に長男の高田旭人(あきと)副社長(35)を充てる人事を固めた。関係者が明らかにした。高田社長は1986年、たかた(現ジャパネットたかた)を設立して社長に就任。自らテレビショッピングの番組に出演して商品を紹介する手法で収益を拡大してきた。
名バイプレーヤーとして数々のドラマ、映画に出演した俳優蟹江敬三(かにえ・けいぞう、本名同じ)さんが胃がんのため3月30日、亡くなっていたことが4日、分かった。69歳。 東京都出身の蟹江さんは都立新宿高卒業後の65年に劇団青俳入りし、「あの日たち」で初舞台を踏んだ。66年にTBSドラマ「おかあさん」、67年に映画「あゝ同期の桜」に初出演した。 「熱中時代」「影の軍団」「鬼平犯科帳」など人気作の脇役として、シリアスからコミカルまで幅広い演技でドラマに欠かせない存在だった。「龍馬伝」などNHK大河ドラマに7作出演した。昨年の連続ドラマ小説「あまちゃん」では、主人公の祖父を演じた。 今年1月から体調不良のためテレビ東京「ガイアの夜明け」のナレーションを休養していた。
長谷工アーベスト(東京都港区)が30日発表した首都圏「住んでみたい街ランキング2013」によると、1位は吉祥寺で04年の調査開始以来、9回連続でトップの座を維持した。「中央線沿線」「新宿や渋谷へ乗り換えなしで行ける」といった利便性などで支持を集めた。 2位は3年連続で自由が丘、3位は横浜と武蔵小杉が同率で並んだ。特に、武蔵小杉は前年調査の17位からランキングが急上昇し、「再開発で街が便利」「乗り入れ路線が豊富」といった点で評価が高まったという。 東京スカイツリー効果で注目される浅草などの東京下町エリアはまだ10位以内に顔を出すほどの支持は得ていない。 この調査は2008年を除き、2004年から原則として年1回実施している。 今回のランキングは次の通り。同点の場合は複数が同じ順位になる。 (1)吉祥寺(2)自由が丘(3)横浜、武蔵小杉(5)鎌倉(6)たまプラーザ、二子玉川(8)中野
99歳大学生、通学2時間かけ国際政治史の勉強に励む「世の中にはいろんな知らないことがあるもんな」 産経新聞 1月14日(月)19時1分配信 大阪府和泉市にある桃山学院大学。その教室で、10代、20代の若い学生たちに交じり、深い年輪のしわが刻まれた顔で、まっすぐ前を見つめる老人がいる。ピンと背筋を伸ばし、講義に集中する姿は、かえって若々しくも感じられる。この人は、大阪市東成区の自宅から同大学に通う村川信勝さん。なんと現在、99歳の聴講生だ。(中井美樹) ■最前列の真ん中が“指定席” 大学では、国際政治史や国際法の講義を受講しており、週に2回、電車やバスを乗り継いで、片道2時間近くかけて通っている。 教室では、最前列の真ん中が、いつもの席だ。リュックの中から、小さな座布団を取り出し、いすに置いて着席。細かい文字を読むためのルーペやノートを準備して、授業の始まりを待つ。 講義の時間は約
警察官に向けて生卵を投げたとして、警視庁少年事件課は公務執行妨害の疑いで、東京都大田区の飲食店店員の少年(16)と中学3年の少女(14)ら3人を逮捕。14歳の少女2人=別の暴行事件などで逮捕=を追送検した。同課によると、少年らは「慌てて追いかけてくる姿が見たかった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は5人でバイク3台に分乗し、昨年11月26日午後4時半ごろ、池上署久が原交番で、ヘルメット無装着を注意しようと停止を求めた男性巡査部長(48)に向けて生卵3個を投げた後、1キロほど離れた同千鳥交番に移動。同じく停止を求めた男性巡査(24)を狙って生卵2個を投げたとしている。 同課によると、5人は「クレイジーなことをやろう」と計画、少年2人らが盗んだバイクを運転し、少女3人が生卵を投げたが、いずれも警察官には当たらなかったという。 少年らは生卵を10個購入しており、残り5個については公園で練習用
ビートルズやボブ・ディランら欧米のベテランロッカーやミュージシャンの特集記事で人気の老舗月刊音楽誌「レコード・コレクターズ」が、主要読者層の高齢化を受け、4月15日発売の5月号から活字を現在より約10%大きくすることが2日、分かった。「字が細かくて読みにくい」との読者からの要望に応えたという。かつて若者文化の象徴だったロック音楽だが、時の流れには逆らえない?! 同誌は昭和57(1982)年にミュージック・マガジン社が創刊した。公称発行部数は約15万部。約10年前から、読者ニーズの取り込みに力を入れるため毎年12月号にアンケートはがきを付け、翌年の2月号に読者が選ぶ「再発CD年間ベスト20」や同誌への意見を掲載するなど活用してきた。 ここ数年、アンケートはがきを送ってくる熱心な読者のほとんどが50代半ば以上で、「字が小さくて読みにくいので大きくしてほしい」という要望が編集部に多数寄せられ
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