東日本大震災で大きな被害を受けた古文書・民具・標本などの地域の歴史・文化資料。それらをいかにレスキューし、保全するのか。現場の博物館職員たちが被災の実態と回収そして洗浄や真空凍結乾燥などのさまざまな方法を駆使した対処方法について、多数の図版を交えて現状と課題をレポート。資料の保護に備えるネットワーク構築を呼びかける。 オールカラー 東北学院大学のホームページで紹介 【編集者の眼】 未曾有の大災害をもたらした東日本大震災では、博物館も甚大な被害を受けました。建物はもちろんですが、収蔵していた文化財、歴史資料や自然史の標本なども流されたり、海水や泥に浸かるなどの被害をうけました。それらは失われると二度と復原できないかけがいのない地域の財産です。 関係者は準備が整い次第すぐに、捜索や修復に取り組み始めました。海水や泥に浸かったものは洗浄しなければなりません。紙に書かれた資料を復原するために全国の
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