NDL,2016年度電子情報の長期保存に関する調査報告書を公開 国立国会図書館(NDL)は,2017年5月,ウェブサイトにて『恒久的保存基盤の構築に向けた技術調査報告書』を公開した。 昨今の国内の政策動向として,現在はもちろん,未来の利用者が意思決定や価値の創造に活用できるような「深化型知識インフラ」実現への提言や「ナショナルアーカイブ」の構築に向けた取組の推進がある。それらを踏まえ,NDLは2016年度から,国内関係機関とも連携しつつ,電子情報の恒久的なアクセスを保証する「恒久的保存基盤」の構築に向けた,電子情報の長期利用保証に関する調査研究を行っている。2016年度は,恒久的保存基盤の構築に必要と想定される技術要素について,海外の研究動向を中心に文献調査を行い,報告書をとりまとめた。以下では,報告書の概要を紹介する。 ●恒久的保存基盤について 電子情報の長期利用を保証するためのシステム
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