「東日本大震災からの復興と震災への備えに向けて」と題したフォーラム。出席者からはさまざまな課題が指摘された=11月9日 東日本大震災で被害を受けた図書館への支援のあり方や災害への備えについて話し合う「東日本大震災からの復興と震災への備えに向けて」と題したフォーラムが9日、横浜市西区の横浜国際平和会議場で開かれた。 第13回図書館総合展(9~11日)のイベントの一つで、被災地の図書館職員や図書館関係団体、図書館支援にあたった民間団体の関係者らが出席。被災地の図書館の様子やこれまでの図書館支援での反省点、今後の震災対策などについて議論が進められた。 フォーラムでは、岩手、宮城、福島の各県立図書館の職員が震災発生時の図書館の様子やその後の復興の状況などについて説明。公的機関や図書館関係団体、NPOなどによる支援内容と課題、阪神大震災の記録を伝えるための震災文庫についても報告が行われた。 出席者で