24時間体制で週末も対応する企業主導型の認可外保育施設「しゅしゅの森保育園」が4月1日、佐賀市多布施4丁目に開園する。行政書士や社会保険労務士らでつくる一般社団法人「市民生活パートナーズ」(竹下義洋理事長)が運営し、育児と仕事の両立を目指す親を支援する。 施設は木造2階建て、延べ床面積331平方メートルで、現在建設が進んでいる。1階に保育室が入り、2階は一時保育と病後児保育の部屋、医務室を構える。国が待機児童を解消するために始めた企業主導型保育事業の助成を受けた。 定員は0歳12人と1~2歳12人の計24人。定員の半数以上は利用契約した金融機関や生命保険会社など20事業所の従業員の子どもが対象で、残りは契約事業者以外も受け付ける。スタッフは保育士や看護師ら25人の予定という。 竹下理事長は「潜在的な待機児童は多い。働きながら育児できる環境を整えて、親が夢をあきらめないように支援したい」と話