東京の図書館をもっとよくする会 朝日新聞が1月11日「図書館の貸し出し履歴保存」のタイトルで、練馬区立図書館がこの1月から本の貸し出し履歴を一定期間(その本を借りた直前の2人の利用者番号を返却後最長13週間)を保存するシステムを導入したと報じた。「ここ数年貸し出した本が切り抜かれたり書き込みされたりして、誰が破損したかを巡り窓口で利用者とトラブルになるケースが増えているため」と同記事は述べている。続けて、日本図書館協会事務局長の「不必要な情報を残せば外部からの圧力などで目的外に使用される危険性もある」との指摘が載せられている。 「東京の図書館をもっとよくする会」に対しても、「会」としてどう見ているかを早急に公表せよとの声が寄せられた。私たちは、把握できた状況にもとづき検討をおこない、以下の見解に達した。 ****************************** 「練馬区立図書館貸し出し