【特集:研究資料のアーカイブと活用】 特集1:なぜ、生態系のデータをアーカイブするのか?(柴田英昭) 特集2:フィールドノート・プロジェクト(柳澤雅之) 特集3:「石井米雄コレクション」の経緯と展望(林 行夫) 特集4:「実態保存」としての技術映像(堀尾尚志) 特集5:感染症データのアーカイブ化とその利用の可能性(飯島 渉) 特集6:【鼎談】アーカイブの現状と可能性(久保正敏・五島敏芳・関野 樹) 研究データ、標本、写真、フィールドノートなど、長年にわたって蓄積されてきた研究資料が研究者の退職や組織の改廃にともなって、廃棄されたり散逸している。論文や著書からだけでは伺い知ることのできない新たな知見が埋もれていると考えられる。しかし、これらを残そうとすれば、管理や提供の方法など様々な課題が浮かびあがってくる。本特集では、このような研究資料を、いかにして後世に残し、活用しようとしてゆくのか、様