日本人が「ファースト・ネーム」と言われた時、思い浮かべるのは、「ああ、名字ではなく名前のほうね」という感じだと思う。私を含め。 名字は「ラストネーム」、人によっては「ミドルネーム」が入るのが、欧米の社会である。 オンラインでホテルやシャトルバスの予約をしたりとかするときに、大体の場合ファースト・ネームから入力する。 しかし、この「ファースト・ネーム」という言い方は、人々の人間関係の中で私たち日本人が考えている以上の重要な位置を占めているのだということに、長期の滞在だったが故に触れることができたように思う。まさにファースト・ネームは"First"なのだ。 人々は、お互いをファーストネームで呼び合う。 モーテンソンセンターでも、所長のバーバラ、副所長のスーザンでも、お互い、あるいは私たち受講生、スタッフの間ではもっぱらファーストネームだった。 もちろん、最初はラストネームだったと思う。バーバラ
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