高等教育および研究のICT活用と開発を目的としたJisc等6機関によるKnowledge Exchange(KE)はこのたび、2016年11月デンマークのコペンハーゲンで開催したオープンアクセス(OA)モニタリング第2回ワークショップの報告書を公開した。 本報告書はOA出版と費用データのモニタリングについて、48の具体的な勧告を提示する。OA出版に関しては、Common European Research Information Format (CERIF)やOpen Archives Initiative Protocol for Metadata Harvesting (OAI-PMH) など既にある基準が相当程度広まっていること、研究情報システム(CRIS)をモニタリングソースとして活用し、APIによってデータをオープンにし、結果の透明性と再現性を確保することなどを挙げている。 また