以下のリンクより、本文、メニュー、サブメニュー(フッタ)または携帯向け来館案内へジャンプができます。 本文へジャンプ / メニューへジャンプ / サブメニュー(フッタ)へジャンプ 携帯向け来館案内へ
1.はじめに 科学技術研究における研究者同士のコミュニケーションには様々な形態があるが、研究者はその成果を何らかの媒体で発表し、研究者仲間に広く知られて評価されることではじめて実績となる。理工系や医学系(STM:Science Technology and Medicine)の研究者の場合、まず、仲間内や学協会の大会で口頭発表を行い、その後に論文を書いて論文誌に投稿し業績を確定させることが多い。論文誌の編集側では、研究者仲間による評価(peer review)によって一定以上の品質を維持し、論文をまとめて雑誌(ジャーナル)として定期的に刊行する。17世紀以来、大学、学協会や商業出版社などの出版者(以下、出版者という)がこの事業を担っており、今でも論文誌は研究成果を公開する最重要媒体である。 1995年頃から始まったインターネットを通じた論文情報の流通に加え、2000年前後からは電子投
山形大学職員の津田さんが「電子ジャーナル問題でいい話があります」と言って、論文を見せてくれた。 日本化学会所属の林和弘氏が書いた「日本のオープンアクセス出版活動の動向解析」。 オープンアクセスは、インターネットを通して、論文を誰でも無料で読めるシステムである。これが進めば、図書館の電子ジャーナル経費が大きく節約できる。 林氏は、化学会での電子ジャーナル出版の経験から興味ある結果を報告している。 彼らは、研究者が論文を投稿するときに、オープンアクセス可/不可を選択させるようにしている。 論文のダウンロード数や被引用数が、オープンアクセス可を選択することによって、増えているデータを示した。 つまり、自由に読んでもらう環境を整えることによって、他の研究者達が良く読んでくれて、多くの引用もしてくれるようになるとのこと。 さらに、林氏によると、欧米の論文誌出版活動での過度の商業主義が電子ジャーナルの
シュプリンガーネイチャーは、発見の進展に貢献するために、信頼性が高く洞察に富む研究の出版を通して新領域の知識の成長を支えるとともに、アイデアや情報への世界からのアクセスを可能にします。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く