OCLCが2009年4月23日、ウェブベースの共同利用型図書館業務システムを構築する戦略を発表しました。貸出管理、資料管理、印刷媒体/電子媒体の蔵書構築(選書、受入、電子資源管理(ERM)など)、ライセンス管理、(他の参加館との比較を含む)利用統計・蔵書評価等の業務管理といった機能が提供される予定とされています。OCLCによれば、これは、いわゆるSaaS(Software as a Service)と類似しているが、すべての参加館が同一のハードウェア、アプリケーション、データを共有することによる「ネットワーク効果」が得られる点が特徴である、としています。2009年5~6月から、テストが開始されるとのことです。 またこの戦略の第一弾として、WorldCatのローカライズ版であるWorldCat Localを、OCLCの有償サービス“First Search”利用館に追加費用なく利用できるよう
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