カリフォルニア大学のカリフォルニアデジタル図書館(CDL)が、次世代OPACのパイロットプロジェクトとしてOCLCとともに行ってきたWorldCat Local試行提供のレポートを公表しています。 エグゼクティブ・サマリーによると、ユーザから高い評価を受けたのは、サービスの幅広さ、図書だけでなく雑誌論文も検索できること、検索のしやすさで、逆に今後の課題だと見なされたのは、予約(リクエスト)機能がない、電子メールで送信/プリンタで印刷する機能が使いづらい、資料へのアクセスに難がある、といったことだったそうです。今後の課題だと見なされた点については、OCLCも認識しており、2009年中にCDLとともに改善していくとのことです。総じて、2005年の書誌サービスタスクフォースのレポートで提言されたことの多くが達成できたとして、2009年中頃に、WorldCat Localを全面採用するとの結論に達
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