韓国・李明博大統領 退任で始まる“地獄”の日々 歴代の「末路」踏襲 韓国新大統領に与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)氏(60)が決まったが、その裏で李明博大統領(71)の行く末が注目されている。 韓国では歴代大統領が退任後に投獄されたり命を落としたりするケースが多い。 李氏にも複数の金銭スキャンダルが浮上しており、「退任後に逮捕され、懲役刑が下る恐れもある」(専門家)というのだ。 来年2月の退任後に厳しい現実が待ち受けている。 疑惑の1つが、ソウル市の高級住宅街、江南地区の土地不正取得に関するものだ。 さらに贈賄で実兄の元国会議員・李相得氏が逮捕され、その事件への関与や、ソウル市長在任時の公金横領疑惑も指摘されている。 「不動産の問題だけでも5年以下の懲役、2億ウォン以下の罰金。すべて有罪になれば、10年以上の懲役刑になることもあり得る」(辺氏)といい、まさに崖っぷちだ。