先日、都内文京区にある郁文館高校のアートゼミで1時間の講義をさせて頂きました。 ぼくにとって初めての学校講義でもありました。 ぼくはこの講義の話を受けた時に挑みたいことがあったのです。 それがぼくの高校生だった頃を思い出して「こんな話を聞いてみたかった!」という昔の自分に応えるような講義にすることです。 ぼくは高校の時、部活動をがんばっていたし、友人関係にも恵まれてすごく充実した学校生活でした。 しかし、16歳〜18歳の時はやはり将来に悩む時期でもあり「自分は大人になった時にどうするんだろう?」と漠然とした不安を抱いていた時期でもあります。 そんな過去の自分を思い出しながら今の高校生たちに何を伝えられるのか、必死になって考えました。 ひとつだけ言えるのは「単に芸術の話だけをしてもダメ」というコトです。 芸術のコトを交えながら、彼らの将来に役立つ人間としての在り方を伝えようと試みました。 そ