28日午前11時半ごろ、京都府亀岡市保津町保津山の桂川で、保津川遊船企業組合(同市)から「保津川下りの船1隻が転覆した」と119番があった。京都府警亀岡署によると、乗客25人と船頭ら同組合4人の計29人が乗船していた。このうち男性船頭(51)が搬送先の京都市内の病院で死亡が確認され、乗船していた男性従業員(40)の行方が分かっておらず、川に流された可能性があるとみて警察や消防が捜索している。乗客25人は無事だったというが、負傷状況を確認中という。
オウム真理教の後継団体「アレフ」に勧誘する目的を隠し、客にヨガの受講契約を結ばせたとして、京都府警公安課と南署などは5日、特定商取引法違反(事実の不告知など)の疑いで、京都市南区の学校職員の女(47)を逮捕した。 逮捕容疑は、2020年2月18日、京都市南区の飲食店で、自身が営むヨガ教室が実際はアレフに勧誘する内容だったのに、男性(22)に事実を告げずに受講契約を結ばせ、クーリングオフなどに関する書類を渡さなかった疑い。「よく分かりません」と容疑を否認しているという。 府警によると、女はアレフの在家信者で、講義には「地下鉄サリン事件は陰謀だ」などオウム真理教への抵抗感を薄れさせる内容があった。男性は約60回受講したが入信しなかったという。
人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の女性キャラクターのフィギュアの頭部を、別の胴体に取り付けて販売したとして、京都府警生活保安課と右京署は18日、著作権法違反の疑いで、岡山県の50代のアルバイト男を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 こうしたフィギュアを作り替える手法は「魔改造」と呼ばれ、女性キャラクターの性的な見た目を強調した改造品の販売がインターネットで横行している。 逮捕容疑は、2020年6月と10月、著作権を持つアニメ制作会社の許可を得ずに、女性キャラクター「惣流・アスカ・ラングレー」の頭部と、別の胴体を組み合わせたフィギュア2点を、ネットを通じて計約2万円で2人に販売した疑い。 府警は、男の自宅から「魔改造」などが施されたフィギュア35点を押収した。2体のフィギュアを数千円で仕入れ、組み合わせた完成品を1万円程度で販売していたとみられる。男は20年2月~21年10月にかけ
京都府宇治市の公園に無許可でハンモックを設置したとして、京都府警宇治署は18日、都市公園法違反の疑いで、宇治市の無職の男(82)を逮捕した。 逮捕容疑は、2021年12月24日午後4時55分ごろ、同市内の公園で、設置・管理者である市の許可を受けず、約5メートルの間隔で植わっていた2本の木の高さ約1.5メートルの位置にロープをくくり、持参の布(長さ約2メートル、幅約50センチ)と結び、ハンモックを作った疑い。 同署によると、21年1月から同様の行為を始め、市や同署が計15回にわたって警告して撤去させたが、近所の子どもを遊ばせたいとして行為はやまなかった。住民からは「安全性が確認されず、危ない」と苦情が相次いでいたという。男は「間違いない」と容疑を認めている。
野洲市が来春から導入する新しい3中学校の制服。男女共通のブレザーで、性別に関係なくスラックスやスカートを選べる 滋賀県野洲市は11日までに、市内3中学校の生徒の制服について、来春から従来の男子の詰め襟、女子のセーラー服をやめて、男女兼用のブレザーに変更することを決めた。性別に関係なく、誰でも自由にスラックスやスカートを選べるようにし、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの生徒らに配慮する。 関係者によると、男子もスカートも選択できるようにしたのは画期的で全国でもかなり珍しいという。 今回の変更は当事者の声を受け、各校の校長や生徒指導の担当者らを交えた制服検討委員会を昨年2月に立ち上げ、協議を重ねてきた。全校生徒や保護者らにアンケートを取り、防寒対策や動きやすさ、手入れのしやすさといった機能面からスラックス導入を求める声もあったという。 新しい制服のブレザーは3校共通のデザインで胸に付け
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の長期化で、運動量が減って膝の関節が固くなる症状が高齢者だけでなく40~50代の中年世代にも増えている。京都大医学研究科の青山朋樹教授(整形外科)はこんな足トラブルを「コロナ膝」と名付け、予防を呼び掛けている。 青山教授によると、歩く時間が少なくなるなど膝を動かすことが減ると関節が固くなり、歩いたときに音がしたり、足の踏ん張りがきかなくなったりといった違和感を覚えるようになる。悪化すると痛みを伴う変形性膝関節症などを発症する恐れがある。 オムロンヘルスケア(向日市)は4月上旬、コロナ膝について40~70代の男女1055人にインターネットで調査した。感染拡大前の昨年2月以前と比べ、外出の機会が減少した人は7割を占め、5人に1人が「膝に違和感を持つようになった」と回答した。 違和感の内訳(複数回答)は「膝が痛い」「立ち上がる際に力が入りづらい」がそれぞれ
「高齢者を紹介するのは難しい」。京都市右京区の女性(71)は、市内の不動産店が告げた一言にがくぜんとした。 約40年連れ添った夫は2年前に亡くなった。持ち家で息子夫婦と暮らしていたが今年1月、家を出ることを決めた。「すぐに新居は決まるだろう」。そう考えていたが現実は違った。 片足に持病があり、エレベーター付き物件をインターネットで探し、不動産店に連絡を取った。「そこは大家さんが受け入れてくれない」「1人暮らしは何かあったら困る」-。見つけた二十数戸は高齢を理由に全て拒否された。 家賃の安い公営住宅への入居も考えた。しかし、住み慣れた地域にはなく、諦めた。物件を探して約1カ月半。ようやく知人の不動産店が紹介した1DKのアパートに入居できた。 収入は国民年金と夫の遺族年金から介護保険料が天引きされて月約14万円。6万5千円の家賃は重くのしかかる。生活費を支払うと残りはほぼゼロ。食費は1日千円以
滋賀県東近江市の嶋田友輝さん(20)が10月19日に福井県坂井市の東尋坊で遺体で発見され、少年ら7人が逮捕された監禁事件で、滋賀県警捜査1…
出会い系サイトで知り合った少女を乱暴したなどとして、京都府警伏見署は3日、強制性交や窃盗などの疑いで、自民党滋賀県支部連合会事務局長の男(43)=滋賀県栗東市=を逮捕した。同署によると、「合意の上での出来事だった」と容疑を一部否認している。 逮捕容疑は2月3日午後9時45分~同10時半ごろ、京都市伏見区の飲食店の駐車場で、専門学校生の少女=当時(18)=を乗用車に連れ込み、車内に監禁。財布から現金約2万5千円を盗んだ上、滋賀県草津市内の駐車場に止めた車内で無理やり性交した疑い。 伏見署によると、男は当日、被害者ともう1人の少女の2人と援助交際の約束をして会っていたが、金銭授受を巡ってトラブルになり、うち1人を車内に連れ込んだという。 自民党滋賀県連の説明では、男は2018年から事務局長を務めているといい、「事実関係を確認中」としている。
すでに府立清明高で導入されているタブレット端末。2022年度には全府立高で入学生に購入が求められる(京都市北区) 京都府立高で2022年度の入学生から6万~7万円程度するタブレット端末の自費購入が決まったことに「怒りしか感じない。新型コロナウイルスによる不況下でどこにそんなお金があるというのか」との意見が府内の保護者から京都新聞社の双方向報道「読者に応える」に寄せられた。高校でのコンピューター端末の1人1台整備は全国で進むが、自治体によって公費を使うか保護者負担にするか対応が分かれている。府立高が保護者負担になった背景や費用の内訳などを探った。 意見を寄せたのは公立高2年と公立中2年の子どもがいる40代の母親。高校での端末整備については「コロナ禍で学校に行けない場合でも学習できる。また端末を使えば世界中の情報を取得でき、家庭環境に左右されずより良い学習ができる」と理解を示した。 しかし費用
「二度と声出ないと思った…」大やけどの青葉容疑者は泣き続けた 京アニ放火事件、主治医語る 2020年12月12日 10:30
カラオケチェーン「ジャンボカラオケ広場」を運営するTOAI(京都市中京区)は、買い物代行サービス事業に参入した。5月に子会社を設立し、京都市や大阪市の一部で事業を開始。新型コロナウイルス感染症の流行で外出を控える人が増える中、店頭での商品購入を支援する。 外出自粛下の生活サポートのため、「HELP!」と名付けた買い物代行を始めた。100%子会社の「HELP! solutions(ヘルプソリューションズ)」を立ち上げ、コロナ禍で利用が落ち込むカラオケ店事業の従業員の一部を配置転換した。 対象地域は京都市が上京、中京、下京、左京、東山、南の6区と大阪市は北区など5区。公式LINEに名前と住所、電話番号を登録すればLINEで注文でき、スタッフが商品を自宅に届ける。代行料は1回500円。店舗からの距離が2キロ以上の場合は2キロごとに500円が必要。 買い物はスーパーやドラッグストア、家電量販店など
開けたビーチは客が殺到、閉鎖したら勝手に侵入多発 コロナ禍の海水浴場が苦慮 2020年8月16日 8:00 新型コロナウイルスの影響で全国各地の海水浴場が開設を見送る中、海開きしている京都府北部の一部の海水浴場に人出が集中し、関係者が感染防止に苦慮している。一方で、閉鎖している海水浴場では観光客らがビーチに侵入するなどの迷惑行為が多発。地元は頭を悩ませている。 多くの家族連れが水遊びを楽しむ宮津市由良の丹後由良海水浴場。東隣の舞鶴市や福井県の多くの海水浴場で開設が中止となったことで、例年の1・5倍以上の海水浴客が詰めかけ、駐車場には関西圏のナンバーが並ぶ。 浜茶屋「三喜」では全従業員がマスクを着用。消毒など感染対策を行い営業するが、マスクを着けている客は見られない。同店を経営する男性(70)=宮津市=は「駐車場や売店でどうしても客と接触する。多くの人が来てくれるのはありがたいが、感染が不安
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く