ちょうど1年ほど前、神戸市西区で6歳の男の子が暴行を受けて死亡し、草むらで遺体が見つかった凄惨な事件。逮捕・起訴されたのは同居していた母親とその双子の妹の叔母2人、そして弟にあたる男の子の叔父だった。捜査によって明らかになったのは、家族の中で支配的な立場にあった叔父による監禁、殴打、さらには性的暴行まで…。背景にあったのは、叔父の“歪んだ恋愛感情”とみられている。 2023年6月22日、神戸市西区の草むらからスーツケースに入った状態で見つかった穂坂修(なお)くん(当時6)。司法解剖の結果、死亡したのは3日前の19日ごろと推定され、数えきれないほどのあざが背中を中心に残っていた。 傷害致死や死体遺棄の罪で起訴されたのは、修くんの叔父にあたる穂坂大地被告(33)と、修くんの母親である大地被告の姉(35)、叔母にあたる大地被告の妹2人の計4人。 4人は遺体をスーツケースで自宅から運び出して遺棄し
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