先だって、人材開発をテーマにする某授業で、OJTに関する議論をしました。 授業では、様々な話がなされましたが、メイントピックとなったのは「現在の時代にあったOJTとは、いかにあるべきか?」ということでした。 これはまことに「難しい問題」で、その解決は「組織として守るべき人材育成の方針」と、とはいえ、「世の中の流れにあわせて変えていかなければならないもの」との「せめぎあい」の中にあるようにも感じます。 OJT指導に長く取り組んでこられた実務家の方々のご意見によると、時代をへて会社のなかに入ってくる若手には変化があるとおっしゃいます。 経験的には2−3年ごとに、入ってくる新人のキャラ、資質に、少しずつ変化が生まれてくる印象をお持ちだそうで、それにともない、施策も変化せざるをえないのではないかとおっしゃっていました。 ▼ たとえば、ここ10年くらいの変化を見てみると、OJTにのぞむ新人の変化には