国会内に出店した吉野家の国産和牛を使った1200円の限定メニュー「牛重」=11日午後、国会内(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞) 国会内にオープンし、話題となっている大手牛丼チェーン「吉野家」の限定メニューをめぐって15日、与野党から“物言い”がついた。 11日に衆院の敷地内で営業を始めた吉野家の「永田町1丁目店」は目玉として、国産和牛をたっぷり使った1200円の「牛重」をメニューに加えた。通常の牛丼並盛り(280円)の4倍超の高価格ながら、早くも人気となっている。 この牛重について、自民党の平沢勝栄議院運営委員会筆頭理事が同日の理事会終了後に「国会だけで食べれるのはおかしいと、地元でいわれた。全くその通りだ」と指摘した。 国会内は、通行証などがなければ入ることができないため、居合わせた他党の理事らも「外の人が食べられないのはおかしい」と賛意を表明。牛重が国会限定メニューとして発売され