中国軍の東部戦区が2022年12月25日、「微信」の公式アカウントに投稿した離陸する爆撃機の写真(共同) 【ワシントン=渡辺浩生】米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は9日、2026年に中国が台湾に侵攻するという設定で軍事シミュレーションを行い、侵攻は失敗するが、米国や日本側に艦船、航空機、要員の甚大な損失が生じるとする報告書を公表した。台湾防衛に「ウクライナ・モデル」は通用しないとし、米軍の迅速な介入が不可欠で日本の役割が「要」と指摘した。 「次の戦争の最初の戦闘」と題した報告書。台湾有事は米国にとって進行するシナリオとし、2026年侵攻をモデルにシミュレーションを24回実施した。 侵攻は最初の数時間で台湾の海空軍の大半を破壊する爆撃で始まるとし、中国海軍は台湾を包囲し、数万の兵士が軍用揚陸艇や民間船舶で海峡を渡り、空挺(くうてい)部隊が上陸拠点の後方に着陸すると予測した。 し
林外務大臣は今月下旬にも中国を訪問し、王毅外相と会談する方向で調整を進めていましたが、中国側の意向により、年明け以降に先送りすることになりました。 岸田総理大臣は先月、訪問先のタイで、中国の習近平国家主席と対面ではおよそ3年ぶりとなる日中首脳会談を行い、日中関係の発展に向けて、首脳間も含め、あらゆるレベルで緊密に意思疎通を行うことで一致しました。 これを受けて、林大臣は今月下旬にも中国を訪問し、王毅外相と会談する方向で調整を進めていました。 しかし、政府関係者によりますと、中国側から、「年内の実施は困難になった」と連絡があり、年明け以降に先送りすることになったということです。 日本の外務大臣による中国訪問は2019年12月の、当時の茂木大臣以来、およそ3年間行われていません。 政府は、日中関係の立て直しに向けて、中国側との対話を継続したいとしていて、引き続き、林大臣の訪問時期を模索すること
Published 2022/12/19 15:23 (JST) Updated 2022/12/19 20:11 (JST) 【ワシントン共同】バーンズ米中央情報局(CIA)長官は19日までに、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を通じて中国政府が米国人利用者の情報を入手する恐れがあると警告し「非常に厄介だ」と述べた。16日放映の米公共放送(PBS)の番組で語った。 若者に人気があるTikTokによる中国への情報流出を懸念する声が米国内で高まっている。 バーンズ氏は「TikTokの親会社は中国企業であり、中国政府は米国の多くの利用者データを抽出したり、動画の内容を指導部の利益に合うようにしたりできる」と指摘。利用には慎重を期すべきだと呼びかけた。
中国にいたら「寝そべることも出来なかった」 ラキさん(仮名)は上海から1000キロ以上離れた、中国の内陸部・西安から5年前に来日した30代女性です。中国では一度大学受験に失敗。志望ではない大学に進学し、就職先は地方の小さな旅行会社でした。 雇用契約書に、『3か月連続でノルマを達成しない場合、自主退職をする』という項目があるくらい、常に激しい競争にさらされていました。 「携帯にメッセージが入っているかどうかを常に確認しなければなりません。24時間働いているのと同じでした。お客さんを取られてしまったことがしばしばあって、業績に基づいて評価する仕事なので、非常にプレッシャーでした」 「もし今も中国国内にいたら、キャリアアップすることもできなく、寝そべることもできなく、ただ苦しいと感じるだけでしょう」 ラキさんが口にした「寝そべり」という言葉、去年から中国で流行っている言葉です。「努力しても報われ
国際原子力機関(IAEA)総会で演説する在ウィーン日本政府代表部の引原毅大使=27日、ウィーン(共同) 東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出計画を巡り、ウィーンで開催中の国際原子力機関(IAEA)総会で韓国と中国が27日、日本と応酬した。発言の中で「汚染水」という言葉を使う韓国と中国に対し、在ウィーン日本政府代表部の引原毅大使は「適切な表現は処理水だ」と反論した。 政府はトリチウムを含む処理水を、海水で薄めて海に放出処分すると2021年4月に決定。国内外で稼働中の原子力施設でも、トリチウムを含む水は規制に従って海に放出されている。 韓国は海洋放出による「未確認の影響」への懸念があると訴えた。中国は日本側が事実を隠そうとしていると主張した。 引原氏は中国の主張に対して「IAEAの厳格な審査」を受け「安全で科学的な方法」で行われると強調した。引き続きIAEAと緊密に協力しながら進めていく姿勢
「皆様にお伝えしたいことがあります。中国での活動を見据え、来年から中国の大学に留学します。(中略)事務所、家族、仕事関係者の方々ともお話を重ね理解して頂き、今は移住に向けて、日本の活動を少しずつセーブさせてもらっています。この決断を応援してくれた事を心から感謝しています。具体的な移住のタイミングは世の中の状況をみて判断しようと思います。(後略)」 と手書きの文章を投稿した。 少し前の7月には、現在はシンガポールで中国語の勉強に励んでいるが、来年には語学留学で中国に渡り、生活の拠点を置くと明かしていた。 いよいよ中国進出の準備を本格化させるのだろう。これに対しマスコミは即反応、意見は真っ二つに分かれた。 「中国が日本(の排他的経済水域)にミサイルを飛ばして日中関係に緊張感が高まっている今のタイミングは、一番難しいじゃないですか」と心配する人が多かったが、「一人で飛び込んで、巨大市場・中国で成
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